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サインサービス(大阪)、破産申請へ-負債総額は調査中

 (有)サインサービス(大阪府交野市星田北1-51-1、設立2003年5月1日、資本金300万円)は、6月11日付で事業を停止し、事後を弁護士に一任。破産申請の準備に入った。負債総額は現在調査中。
 同社は2001年に大阪市城東区で創業。インクジェット印刷、広告・サイン製作を主体に展開してきた。門真市を経て2010年には現在地に移転。インクジェット&ペーパーディスプレイ専門店を謳い、ポスターなどのペーパー素材のみならず、テキスタイル系素材にも対応し、のぼりなどを含めてあらゆる広告物・サインの企画・製作を手掛けてきた。しかし、同業他社との競合や、顧客ニーズに応えるべく導入した大型プリンターなどの設備投資にともなう資金負担が経営を圧迫。償却費などもあり、業績面も低調な推移となっていた。
 そうした中、近時はコロナ禍を受けて広告ニーズが激減。抗菌仕様の広告物の提案なども行ってきたが、先行きの見通しが立たず、今般の措置となった。
(東京商工リサーチ調べ)

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