ポニー印刷(東京)、破産開始決定-負債9,000万円
(株)ポニー印刷(東京都品川区東五反田2-7-13、登記上:東京都渋谷区東2-27-4、設立1972年7月、資本金1,000万円)は10月28日、東京地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は、債権者約55名に対して約9,000万円。
同社はオンデマンド印刷やバリアブル印刷を中心に、オフセット印刷やデザイン、DTP業務も手掛け、冊子やチラシなどの制作を行っていた。大手印刷会社や学校法人に営業基盤を築き、2003年5月期までは売上高2億円台で推移していた。しかし、その後は印刷市況の低迷で年間売上高2億円を割り込み、2013年5月期には売上高約9,000万円まで減少していた。
こうした中、大口受注先との取引が解消となり、売上が激減。2019年5月期の売上高は約5,000万円にとどまり、事業継続が困難となったことから、2019年5月頃には債務整理を弁護士に一任していた。
(東京商工リサーチ調べ)
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