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七福堂(静岡)、破産申請へ-負債2億3,000万円

 (株)七福堂(静岡県駿東郡清水町卸団地304、設立1958年2月、資本金1,000万円)は8月末で事業を停止し、静岡地裁沼津支部への破産手続きを弁護士に一任した。負債総額は、約2億3,000万円。
 印刷業を中心に、カレンダーやうちわなどの各種ノベルティグッズも製造していた。近隣企業などに営業基盤を築き、2007年12月期には売上高約1億6,000万円を計上。しかし、顧客の廃業や競合激化などから、2019年12月期の売上高は約1億1,000万円にまで落ち込んでいた。
 さらに、新型コロナウイルス感染拡大によるイベント開催の減少を受けて、2020年4月〜6月の間に、主要製品であるうちわの受注が大幅に落ち込んだことで資金繰りが逼迫。支えきれず、事業継続を断念した。
(東京商工リサーチ調べ)

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