宝田商会(東京:旧 協友印刷)、特別清算開始決定-負債4億9,000万円
宝田商会(株)(東京都板橋区志村1-2-11、登記上:東京都中央区日本橋茅場町2-3-6、設立1973年5月、資本金3,000万円)は8月20日、東京地裁より特別清算開始決定を受けた。負債総額は約4億9,000万円(2019年12月期決算時点)。
印刷やデザイン、製版、製本などを手掛ける印刷会社。一般企業を中心に販路を広げ、カタログや冊子などの印刷を受注。自社工場への設備投資も進め、2002年12月期には売上高7億2,519万円をあげていた。その後、売上は増減を繰り返していたが、業界全体の不況などから次第に減少基調に陥った。
2011年12月期には売上高は約4億1,800万円まで落ち込み、赤字が頻発。経営改善が進まなかったため、金融機関と債務整理などの調整を行い2020年3月31日、株主総会の決議により解散すると同時に、商号も協友印刷(株)から現商号へ変更していた。
(東京商工リサーチ調べ)
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