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亀舛屋紙店(群馬)、破産開始決定-負債2億9,000万円

 (株)亀舛屋紙店(群馬県高崎市問屋町2-8-4、設立1991年3月、資本金1,000万円)は9月30日、前橋地裁高崎支部より破産開始決定を受けた。負債総額は約2億9,000万円。
 1888年4月に創業し、1935年4月設立された(資)亀舛屋紙店(高崎市)が前身で、同社を引き継ぐ形で新たに設立された。印刷用紙を中心とするほか、買い物用手提げ袋を扱い、品数は数千種類に及び、ピーク時の2001年4月期は売上高約17億5,000万円を計上した。
 しかし、出版物のデジタル化などが進む中でペーパーレス化が進み、次第に受注環境も悪化。2018年には創業130周年を迎えたが、2019年4月期の売上高は約1億4,500万円まで減少した上、採算性も悪化し赤字を散発。業況は回復せず、資金繰りに行き詰まり事業継続が困難となった。
(東京商工リサーチ調べ)

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