タカラ(東京)、破産申請へ-負債3億円
(株)タカラ(東京都文京区本郷4-29-16、設立1976年12月、資本金6,000万円)は4月9日に事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任した。負債総額は約3億円。
同社は、オフセットや写真製版のほか、電子組版、カタログなど幅広い印刷物を扱っていた。印刷、パッケージ大手などとの取引基盤を有し、2002年7月期に売上高5億1,183万円をあげていた。その後はペーパーレス移行にともなう印刷物の需要減が影響し、2018年7月期は売上高2億6,620万円にとどまっていた。
辛うじて採算を維持する経営で、借入に依存する資金繰りが続いていたが、ここにきて4月10日の決済が困難となり、今回の措置となった。
(東京商工リサーチ調べ)
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