堀井(栃木)、破産開始決定-負債1億5,700万円
(株)堀井(栃木県宇都宮市問屋町3172-75、設立昭和38年8月、資本金1,200万円)は1月22日、宇都宮地裁に破産を申請し、1月23日に破産開始決定を受けた。負債総額は約1億5,700万円。
同社は昭和23年4月、紙製品の販売を目的に創業し、(株)堀井紙店として法人化。「紙の堀井」として包装資材の企画から印刷までの一貫体制を構築し、地区随一の営業ノウハウを背景に、菓子・食品業界を主体に営業基盤を構築していた。
ピーク時の平成3年7月期には17億5,786万円の売上高を計上。その後もコンスタントに10億円台の年間売上高を計上し、地区上位企業として存在感を示していた。しかし、経済環境の悪化や幹部社員の独立などにより営業力の低下が続き、事業規模は急速に縮小。赤字決算が続き、30年7月期には売上高が約9,600万円まで落ち込んでいた。
この間、リストラなどを進めてきたものの改善の見通しはなく、今回の措置となった。
(東京商工リサーチ調べ)
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