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文明社(大分)、破産開始決定-負債5,127万円

 文明社(大分市賀来南2-5-11、創業平成9年3月)は10月3日、大分地裁に破産を申請し、10月17日に破産開始決定を受けた。
 自前の印刷機械は持たず、受注分はすべて外注で製作していた印刷業者。平成12年3月には不動産情報誌の月刊「ホームナビ大分」を刊行するなどして、ピーク時には約6,000万円の年間売上高をあげていた。
 しかし、景況変化やネット環境の広がりなどで売上は長期低落傾向をたどり、徐々に採算性も悪化し、ここ数年の年間売上高は3,000万円を割り込んでいた。市中金融を利用するなどして凌いできたが、印刷費の未払も膨らんで身動きが取れなくなり、今回の措置となった。
 負債総額は債権者28名に対して5,127万円。
(東京商工リサーチ調べ)

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