ホクシンラマナプロジェクト(北海道)、破産申請-負債3億1,000万円
(株)ホクシンラマナプロジェクト(北海道札幌市北区新川1条5-1-5、設立昭和51年6月、資本金1,000万円)は7月31日に事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任した。
同社はオフセット印刷を主体に、大判インクジェットプリント、シルク印刷、オンデマンド印刷、ラミネート・パネル加工を手掛け、旅行会社のツアーパンフレットの印刷・製本に実績を有していた。ピークとなった平成21年5月期には約5億5,000万円の売上高を計上していたが、業界環境は厳しく、採算性は低調に推移していた。
こうした中、借入金の約定返済が難しくなり、金融円滑化法に基づく返済猶予を利用。その後、再生支援協議会の支援のもと、平成25年6月より10年計画の借入返済をスタートしたものの、計画どおりの売上を確保できず、さらには大口先との取引がなくなるなど苦戦を強いられ、平成30年7月31日に事業を停止した。
なお、負債総額は約3億1,000万円。
(東京商工リサーチ調べ)
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