秀光印刷(大阪)、事業を停止-負債総額は現在調査中
秀光印刷(株)(大阪市城東区鴫野西2-8-26、設立昭和54年3月14日、資本金1,000万円、従業員13名)は3月19日、「このたび弊社は、3月16日で営業業務を停止いたしました。今後につきましては弁護士事務所と相談し、破産手続きの準備中でございます。3月23日ごろまでには、何らかのご連絡をさせていただきます」との貼り紙を掲示。事業を停止し、破産の準備に入ったことが判明した。担当弁護士および負債総額については、現在調査中。
同社は昭和54年3月、商業印刷を目的に設立。化粧品、香水、ブランド品など様々な分野の商品パッケージ印刷を手掛けるほか、電子書籍事業などを行っていた。小回りの利いた生産体制を敷いて顧客ニーズに対応し、平成16年1月には売上高約10億円を計上していた。
しかし、その後は同業他社との競合激化やペーパーレスの進行など事業環境は厳しさを増し、平成29年1月期の売上高は約3億9,000万円にまで落ち込んでいた。
そのような中、近年は収益面も低調に推移し、代表者の体調不良も重なっていたところ、遂に事業継続を断念した。
(東京商工リサーチ調べ)
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