商業グラビヤ印刷(大阪)、破産申請へ-負債2億5,000万円
商業グラビヤ印刷(株)(大阪市生野区巽西2-5-11、設立昭和29年2月11日、資本金1,000万円、従業員17名)は平成29年12月29日に事業を停止し、事後を弁護士に一任、破産申請の準備に入った。
同社は昭和29年2月に創業・設立した老舗の商業印刷業者。販売用カタログやポスターなどを手掛け、平成3年1月期には売上高約15億3,700万円をあげていた。その後は業容縮小したものの、大手家電メーカーからの受注を得て安定した業績推移を辿っていた。
しかし、その後の景気悪化から家電メーカー向けの販売が減少し、業績推移は低迷。平成29年1月期には売上高約3億5,000万円にまで後退し、収益面も低空飛行を余儀なくされていた。そうしたところ、平成29年末の決済資金調達の目処が立たず、事業継続を断念し、今般の措置となった。
なお、負債総額は約2億5,000万円だが、今後変動する可能性がある。
(東京商工リサーチ調べ)
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