ページの先頭です

渡辺通商、9つのゴールで重点施策〜独自の取り組みでSDGsに貢献

 渡辺通商(株)は、持続可能な達成目標「SDGs」の達成に貢献する活動を展開している。

 2015年、持続可能な世界を実現するために、国連加盟国193ヵ国全会一致で「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択された。SDGsは、2030年までに世界が達成すべき17の目標と169のターゲットで「誰一人取り残されない」社会の実現を目指している。


watanabetsusyo_sdgs23_1.jpg

IGAS2022ではパートナーシップをアピール

 このSDGsの17の目標と169のターゲットは、People(人間)、Prosperity(豊かさ)、Planet(地球)、Peace(平和)、Partnership(パートナーシップ)の5つの分野からなり、これらは不可分で統合的な取り組みが必要となる。

 同社では、SDGsの17のゴールのうち、People、Prosperity、Planet、Peace、Partnershipの5つの「P」にわたる9つのゴールについて重点的に取り組んでいる。

【People】

​ 「すべての人に健康と福祉を」では、健康経営の推進やデータ活用による健康増進により、従業員やその先にある人々の健康的な生活と福祉の促進を目指している。

 「質の高い教育をみんなに」では、組織の経営革新や社会システムの構築を担う中核人材、次世代を担う若者の育成に努めている。

 「ジェンダー平等を実現しよう」では、多様な人材が活躍できる社会をめざし、「女性活躍」や「ワーク・ライフ・バランス」の推進に取り組んでいる。

 その代表的な取り組みとして同社は、男女平等を目指し、現在、浜崎朱加さんとスポンサー契約を行っている。この目標は、女子総合格闘家・浜崎朱加ではなく、総合格闘家・浜崎朱加として認知してもらうとともに、社内でも男女という壁を崩し、多様な人材が活躍できる作業を進めてもらうこと。また、休暇の取りやすい環境整備や休業日を増やしワーク・ライフ・バランスを各々が整えられるようにつとめている。


watanabetsusyo_sdgs23_2.jpg
ジェンダー平等の実現に向け浜崎選手を支援

【Prosperity】

 「働きがいも経済成長も」では、働きがいのある職場と仕事を通じて付加価値を生み出す機械を作り、生産性向上による持続可能な経営成長を図っていく。

 「産業と技術革新の基盤をつくろう」では、機械メーカーとしてイノベーションを促進し、社会課題の解決と包摂的な社会作りに貢献していく。

【Planet】

 「つくる責任つかう責任」では、次世代に地球を引き継ぐため、持続可能な生産と消費を考慮した経済活動とライフスタイルの変革に取り組んでいく。

 「陸の豊かさも守ろう」では、FSC®-CoC認証品を使用する製本機械メーカーとして、さらなる普及を目指していく。

【Peace】

 「平和と公正をすべての人に」では、平和で開かれた社会作りを促進するとともに、自らも一企業・一業界としての役目を果たしていく。

【Partnership】

 「パートナーシップで目標を達成しよう」では、同業種を始め、異業種との繋がりを大切にしている。現在、同社では、男女平等でスポンサー契約から繋がった、格闘技スクール「AACC」と同社の制服の供給を依頼している「HOSU」とのパートナーシップを図っており、昨年開催された「IGAS2022」では、このパートナーシップを通じてSDGsへの貢献を積極的に発信した。

 同社では、今後も生産性を軸に、経済界、消費者など国内外の人々とのパートナーシップを強化していく。

注目コンテンツ