田中紙工、カード加工の強みをPR - サンプル展示とDVDで業界に周知
(株)田中紙工(本社/東京都板橋区、田中真文社長)は、カード関係の加工において、圧倒的な技術を誇る企業として知られているが、田中社長は「まだまだ当社を知らない会社も多く、カードの加工をどこに発注すればいいのか分からない会社も多いと認識している」と話しており、page2024では、同社の技術をサンプル展示やDVDの上映などで紹介し、印刷業界に向けて同社の強みを改めてアピールする。
同社は、その専門知識と熟練技術により、業界内で長年にわたり信頼と実績を積んでいる。その中でも、同社の最大の特徴と言えるのが、トランプやカルタ、トレーディングカードなどのカード関連の断裁作業における精密さと正確さだ。オペレーターのスキルだけでなく、同社は最新のテクノロジーを駆使し、厳格な品質管理プロセスを導入しており、カードの寸法や形状に関する厳格な要件に従い、高精度な断裁を実現している。
page展を担当する同社営業部の佐藤走矢課長は「豊富な断裁機のラインアップによる様々な断裁サイズへの対応をはじめ、塩ビやpetなど様々な素材を断裁できる技術を周知していきたい」と話す。会期中はこれらのサンプルを展示するとともに、「カード」ができあがるまでの工程を15分程度の動画を流して紹介する。また、名刺と引き換えに同社が強みとする断裁・折り・抜きなどの技術を記載した「オリジナルトランプ」をノベルティとして配布する。
このほか、持続可能性にも注力していることが同社の特徴として挙げられる。同社の製造プロセスは、環境への負荷を最小限に抑え、再生可能な資源を活用することに焦点を当てている。この取り組みは、現代社会における環境配慮の価値を理解し、顧客に環境に優しい製品を提供することを意味している。
なお、同社のブースは印刷パートナーゾーンの一番奥となるB-40。田中社長は「4階の出口付近となる。当社のブースに立ち寄ってから帰っていただきたい」と多くの来場を呼び掛けている。
