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トヨテック、加工機を通して印刷関連の人々と「連携」

新ビジネス創出に貢献

 (株)トヨテック(本社/千葉県野田市、豊田保社長)は、加工機を通して印刷関連業界に関わる人々と「連携」し、「新しいビジネス創出」に貢献することをテーマに掲げ、page2024に出展する。

 同社は今回、少ロット多品種・デジタルプリントのワンストップソリューション実現をサポートする様々な前・後加工機を紹介するが、その中でも今回、注目されるのがカッティングソリューションと箔押・型押しソリューションだ。

 紙器・シール・ラベル(半・全抜き)試作、少量多品種製作に適した自動給紙付B2カッティングプロッター「DG-5070II/Plus」は、B2相当サイズ(530×750ミリ)のシール、ラベル、コートボール等の紙器を自動給紙、カットまでを行える。排出処理対応紙厚は2.0ミリまで。電動振動刃モデルは6ミリの厚み材料まで可能。バキュームパッド自動給紙により、薄手から厚手まで確実に給紙する。ペーパーセットは最大120ミリまで可能。


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DG-5070II / Plus

 また、QRコードスキャンにより、異なるカットデータを読み込み連続処理できるほか、CCDカメラによる自動トンボ検出で、最大5ヵ所のトンボを自動検出し、カッティング位置の補正を行い、精度の高いカットが可能である。さらに、ツインヘッドでカットと同時に筋押も可能で、カット刃と筋押し刃をヘッドにセットし、カットと同時に筋押し加工が可能。ラベル、シールのハーフ・全カットはワンタッチで切り替えることができる。

 同製品のユーザー企業は「テーブルの両端に安全センサーがついており、作業者の安全と操作性にも十分に考慮された設計になっている、また、2種類のカッティング刃が用意されており、これを使い分けることで様々な紙厚の用紙に対応が可能。さらにスジ入れのクリースはダイヤル式で簡単に深く刺したり浅く刺したり調整できるため、紙が割れるなどのトラブルを最小限に抑えることができる」と評価している。

 また、ロールtoロール・シート対応カッティングプロッター「DGR-350」は、最大350ミリ幅、最大ロール径400ミリのシール、ラベルプリントのロールメディアのカットを行い、スリットとシートカットが同時に処理できるカッティングプロッター。カットパターンは半抜き、全抜き、ミシン目カットに対応する。


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DGR-350

 自動トンボ読み取り機能で正確なカット精度を実現。また、バーコードを読み取り、カットデータを自動で取得してカットを実行。バーコード毎に異なったデータを読み取ったカットが可能になっている。

箔押・型押しソリューションに新製品が登場

 同社は今回、新製品の全自動給排紙付き箔押機「AFHS-500」を紹介する。

 同製品は、PLCにタッチパネルで諸条件を設定。自動給紙、排紙で簡単に連続自動箔押しが可能になる。また、コンパクトサイズでサイズ変更の段取り替えも簡単。大量処理だけでなく、少量多品種処理にも対応している。


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AFHS-500

 幅500×長さ550ミリ、厚さ80-1,500gsmの材料に対応。箔押し部最大サイズは幅280×長さ300ミリ。アルバム用レザーや完成済み上製本アルバムカバー、完成品クリアファイルへの箔押しも行うことができる。

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