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コニカミノルタジャパン、印刷革新会との連携披露

テーマは「変化に応えるプリントビジネス─紙とデジタルの共創─」

 コニカミノルタジャパン(株)は、「page2024」において「変化に応えるプリントビジネス-紙とデジタルの共創-」をテーマに出展する(小間番号C-5)。

 同社ブースでは、つねに変化するニーズや環境に対応するために、デジタル化やマーケティングとの連携に加え、仕事に役立つ「ひらめき」を通じて、印刷業界がサスティナブルであるための取り組みに貢献できる手法を提案していく。

 デジタル印刷システムでは、「AccurioPress C4080」と「AccurioPress C84hc」を出品する。

 AccurioPress C4080は、品質・信頼性・操作性で定評のあるAccurioPressシリーズのエントリーモデル。さらなる自動化・省力化機能を搭載するとともに、メディア対応力も向上させ、印刷オペレーションの効率化・対応力向上を実現、柔軟性と収益性の向上をサポートする。

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AccurioPress C4080

 会場では、新たに取り扱いを開始した大容量封筒フィーダーと自動品質最適化ユニット「IQ-501」、そして次世代バリアブルプリントソリューション「Variable Studio」を連動させた封筒印刷の効率化と検品作業の軽減についてデモを通じて紹介していく。

 また、AccurioPress C84hcは、モニター画面に近い鮮やかな色合いを表現できるハイクロマトナー(高彩度トナー)採用のデジタル印刷システム。ハイクロマトナーの広い色域を活用することで、RGBのモニター色に近い色再現が可能。これによりCMYKトナーでは再現困難であった夕焼けの紫、花のピンク、ハイキーなグリーンやブルーなどを、よりリアルに表現できる。

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AccurioPress C84hc

 さらにインライントリマーユニット「TU-510」を装着すると四方断裁、クリース(折り目)、ミシン目などの用紙処理を組み合わせて自動で処理することができ、複雑な印刷工程にもかかわらず、短時間で大量生産することが可能。

 会場では、カード仕上げ大容量排紙トレイ(開発展示)と卓上型デジタル加飾機「Accurio Shine 101」を組み合わせ、高彩度トナーとオンデマンド箔による、メタリック表現の可能性を提案していく。

 さらに今回は、昨年12月に新規加入した、印刷会社とメーカーの共創で印刷業務の自働化に取り組む「印刷革新会」との連携も披露していく。

 具体的には、隣接する印刷革新会ブースにおいて、JSPIRITSの印刷業統合管理システム「PRINTSAPIENS」とホリゾンの製本ワークフローシステム「iCE LiNK」とシステム連携し、印刷工場における省人化・自動化を図るワークフローシステムを提案していく。さらに印刷革新会ブースにインライン帯掛けシステム(開発展示)を接続したフルカラーデジタル印刷システム「AccurioPress C14000」を設置し、MISとの連携に加え、統合印刷管理システム「AccurioPro Flux」で印刷前工程の自動化と印刷から帯掛けまでの自動処理を実演で披露する。

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AccurioPress C14000(印刷革新会ブースに展示)

 なお、コニカミノルタブースでは会期中、「印刷会社が提案できる『効果が見える紙マーケティング』」と題したプレゼンテーションが開催される(予約不要)。

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