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トヨテック、販促品・試作品作成に活躍〜自動給紙カッティングプロッター紹介

 (株)トヨテック(本社/千葉県野田市、豊田保社長)は、page2023において、紙器・シール・ラベル(半・全抜き)の試作、少量・多品種製作に最適な自動給紙付きB2カッティングプロッター「DG-5070Plus」などをメインに紹介する。ブースはD-34。


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IGAS2022でも注目を集めた「DG-5070Plus」

 同製品は、B2相当サイズ(530×750mm)のシール・ラベル・コートボール等の紙器の自動給紙、カットを行うもので、排出処理対応紙厚は2.0mm。電動振動刃モデルは6mm厚み材料まで可能。バキュームパッド自動給紙により、薄手から厚手まで確実に給紙する。ペーパーセットは最大120mmまで可能である。

 豊田社長は「ラベルやパッケージ、販促品などの少量多品種生産に適しているため、中小企業向けにも『コストをかけずに、簡単に試作品や付加価値商品を作ることができますよ』とお勧めできる」と同製品の活用による可能性を説明する。

 また、QRコードスキャン機能により、異なるカットデータを読み込み、連続処理を行えることも見逃せない機能のひとつ。豊田社長は「この機能により、小ロットジョブを積み重ねても1人で作業が行える。ユーザーの中には、障がい者の方を雇用している企業もあるが、QRコードスキャンの機能により、間違いが起きにくいというメリットがある」と話す。

 さらに、CCDカメラによる自動トンボ検出により、最大5ヵ所のトンボを自動検出し、カッティング位置の補正を行い、精度の高いカッティングが可能になる。カット刃と筋押し、刃をヘッドにセットすれば、カットと同時に筋押し加工が可能。なお、ラベル・シールの全カット/ハーフカットはワンタッチで切り替えが可能になっている。

 同社では、同様の機能を備えるA2カッティングプロッター「DG-4060ⅡPlus」も用意している。

冊子特化の面付けソリューションも紹介

 同社は2022年、韓国KSIと販売代理店契約を締結した。page2023では、新サービスの冊子に特化した面付けソリューション「CTP自販機」も紹介する。CTP面付けの初心者でも、本1冊当り4分とスピーディーな処理が可能。
 「CTP自販機」は、KSIが2022年のK-PRINTで発表した製品。豊田社長は「冊子の面付けを誰でも簡単に素早く行える。異なるサイズを面付けするギャンギングソフトとは違うが、冊子の面付けにはおすすめのソリューションである」と説明する。

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