IGAS2022|メイセイプリント、「分析型DM」紹介〜送付後の顧客のアクションを分析
仲間専門のDM一貫生産工場(株)メイセイプリント(本社/愛知県北名古屋市、渡辺達也社長)はIGAS2022に出展し、今年からサービスを開始した、DMを送付した後の効果を可視化できる「分析型DM」を紹介する。
同サービスは、宛名ごとにすべて違うバリアブルのQRコードを印字したDMを送付することで、DM送付後、QRコードから「いつ」「誰が」「何回」webページにアクセスして閲覧したかが分かるもの。webサイトへのアクセスを集計することで、DMを送付した顧客のアクションを分析することができる。
QRコードに個人を特定する番号を埋め込み、DMの宛先とリンクさせることで、QRコードを読み込んだ「見込客」の個人を特定することが可能になり、次の戦略が立てやすくなる。また、QRコードにアクセスした見込客を抽出し、性別や年齢、居住地などの属性ごとに集計・分析することで、ターゲットを絞った効率的な営業活動が可能になる。そして、QRコードにアクセスした「見込客」に対して、電話やメールなどのフォローを行うことで、確度の高い顧客への効率的な営業が可能になる。
同社・東京営業所の田中所長は「これまでのような一方通行の『送りっぱなし』のDMではなく、効果的に『次の戦略』に活かすことができるDMの送付が可能になる。これからは分析型DMの時代である」として、今後の普及に期待する。
また、簡易版「分析型DM」のサービスも展開している。これは、個別ではなく共通のQRコードを無料生成するもので、顧客全体のアクセス数・日時を集計し、DMの内容、リンク先のサイトへの関心度などを可視化することができる。
「DMの制作データと宛名リストを送付していただければ、圧着DM専門の当社が印刷から投函まで、ワンストップで承ることができる」(田中所長)
小ロット対応のDM専門サイトも紹介
また、100部からの小ロットに対応する通販サイト「圧着DM.net」を紹介する。
同社では、独自の印字システムにより両面可変印字に対応している。顧客一人一人に合わせてパーソナルな情報を圧着中面に印字することで、従来の万人向けなDMではなく、より効率的で効果的・かつコストも抑えた優良DMとして発信することができる。
さらに、同社の両面印字機には3台の検査カメラが搭載されているため、表裏の印字内容を間違えるという心配も不要。UVインクジェット印字のため、インク汚れや文字のカスレを防ぎ、仕上がり品質も高いものになっているため、小ロットの注文の場合は通販サイトながらも高品質・安心の「圧着DM.net」がお得である。
同社では今後もDMでできることをできるだけ増やし、顧客である印刷会社の様々な要望に応えていきたいとしており、会期中は印刷会社からの様々な相談に対応する。
「なお、当社ブースでは『水性ニス圧着』のサンプルも展示しておりますので、質感や特徴などをご確認いただければと思います」(田中所長)