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IGAS2022|ミヤコシ、AI機能搭載のオフセットラベル印刷機の新機種「MLP13M」初公開

テーマは「Shift!〜変革への挑戦〜」

 (株)ミヤコシ(本社/千葉県習志野市、宮腰亨社長)は、IGAS2022において「Shift!〜変革への挑戦〜」をテーマに出展する(東3ホール3-7)。

 今回、同社では、ブース内に「データプリント&ブックプリント・ソリューション」「シール&ラベル・ソリューション」「パッケージ・ソリューション」をテーマとした3つのゾーンを設け、デモンストレーションやサンプル展示、事例紹介などを通じて、印刷ビジネスの「Shift!」を後押ししていく。

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ブースイメージ

 「データプリント&ブックプリント・ソリューション」では、シングルタワー両面フルカラーインクジェットプリンター「MJP20EXG」とバリアブル加工機VPR&カウントスタッカーのインラインシステムでデータプリントのアプリケーションを、白紙から加工までの一貫生産のデータプリントデモを実施。また、移載やパレットへの積み上げに最適化したYASKAW人協働ロボットによる自動パレタイジングデモをインラインで実施する。デモ中はマイクロテクニカ製全面フルバリアブル検査装置「Providence EYE」によるリアルタムによる全面検査機能も紹介する。

 ブックプリントデモでは、ホリゾンとのコラボレーションにより、ブックプリント(B5フルカラー、A5モノクロ、無線綴じ)の実機デモを披露する。

 「シール&ラベル・ソリューション」では、MLPシリーズのミドルレンジモデルとして、ミヤコシ間欠オフセットラベル印刷機「MLP13M」をIGAS2022 Special Editionとして初公開する。

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「MLP13M」(IGAS2022 special edition)

 新機種の「MLP13M」は、「MLP13C」のハイエンドな生産性と品質を継承しながら、省スペース、低価格を実現したミドルレンジ印刷機。従来のワークフローを効率化する自動化機能に加え、新たなオプション機能を搭載し、省人化、スキルレスなど様々な現場の課題に貢献する。展示モデルでは、AIソフトウェア「Yaless AI」を搭載し、損紙低減、自動版替えによる省人化、AIによるスキルレスの実現などの実演を披露する。

 「パッケージ・ソリューション」では、高生産性と環境対応を両立した軟包装用水星インクジェットプリンター「MJP30AX」をパネルで紹介するとともに多彩なサンプルを展示。また、現在、開発中のCI型水性フレキソ印刷機「MCI 1000-W」の版胴1ユニットを展示し、水性フレキソへの対応機能を紹介していく。

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MJP20EXG+VPR

 さらに同社では、「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、福祉領域の拡張と「障害」のイメージ変容を目指す(株)ヘラルボニー(本社/岩手県盛岡市、松田崇弥社長)が展開するアート作品を出展ブースビジュアルに起用。ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験ユニット。日本全国の主に知的な障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2000点以上のアートデータを軸に作品をプロダクト化するアートライフスタイルブランド「HERALBONY」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開している。

 ミヤコシブースでは、「MLP13M」をはじめとする出品機にヘラルボニーが起用するアーティストの作品で外装ラッピングを施して展示する。また、ブース内の随所にヘラルボニーのアートを取り入れ、鮮やかな色彩で来場者を迎えるとともにミヤコシが描く印刷の未来、その変革への挑戦を広く発信していく。

 IGAS2022の会期に併せ同社では、2022年11月24日から2023年8月31日までの期間限定で、MLP13Mを購入したユーザーを対象に、印刷機外装オプション「マシンラッピング」を提供する。

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期間限定で「マシンラッピング」オプションを提供

 「マシンラッピング」では、ユーザーの要望に応じて、外装のカスタマイズに利用するアート作品を全6種類の中から選択可能。「マシンラッピング」を購入すると、オプション費用の一部が、ヘラルボニーを通じ、ライセンスフィーとしてアーティストに還元される。

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