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IGAS2022|富士フイルム、スマートファクトリー化による最適生産環境提案

乾式トナー技術採用のB2枚葉デジタルプレス発表〜新世代の完全無処理CTPプレートも
「BELIEVING IN PRINT つながる。流れる。広がる。新たな印刷ビジネスの魅力を、ここから。」

〈デジタルプレス〉

 IGASで初披露の「Revoria Press B2(仮称)」、新しく圧着トナーを搭載した「Revoria Press PC1120」、さらなる高生産性を実現する「Jet Press750S高速化モデル」など、課題に合わせた富士フイルム・デジタルプレスの幅広いラインアップを紹介。また、Revoriaシリーズではホリゾン後加工機との連携により、印刷から配送までの自動化を実演。豊富なサンプルとともに実際の品質、耐久性、生産性を披露する。

▽JetPress750S高速化モデル(国内初展示)
 3,600回転の標準モードに加え、B2インクジェットプレスとしては世界最速となる5,400回転の高速モードを実装。会場では、国内外のJetPress導入顧客サンプルの展示や実例化紹介と合わせて、実機による両モードでのデモを通じて、オフセット印刷の代替が可能な唯一無二のデジタル印刷機として訴求する。

▽Revoria Press B2(仮称、参考出品)
 乾式トナー技術を採用した世界初のB2サイズ枚葉デジタルプレスを技術展示する。用紙汎用性に優れた乾式トナー技術を採用することで、様々なメディアを活用したアプリケーションを柔軟に出力し、さらにスキルレスな操作性を実現。会場ではホリゾンと連携し、B2デジタルプレスによるフォトブックの自動化事例を紹介する。


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Revoria Press B2

▽Revoria Press PC1120
 1パス6色のデジタルプレス。自動化ラインを実現するスマートファクトリーのデモに加え、世界初となる圧着トナー(仮称)を技術展示し、ダイレクトメールの作成工程の変革をデモとサンプルで紹介。特殊色のデザイン作業を効率化するプリントサーバー、工数削減や品質を担保する検査装置機能も技術展示する。

〈オフセット〉

 視認性を大幅に改善させた新無処理版「SUPERIA ZX」や「刷版工程自動化ソリューション」をRMGTブースとのタイアップで、その効果を紹介する。

 また、オフセット印刷とデジタル印刷の共存に必要不可欠な品質管理ソリューション「GA Smile Navi」も紹介する。

▽完全無処理サーマルCTPプレート「SUPERIA ZX」
 全方位に進化した次世代無処理プレート。新規発色技術を導入することで、露光後の画像コントラストが大幅に向上。また、プレート表面に新しい機能層を設けることで、圧倒的な着肉性と現像安定性を実現している。
 さらに、従来のキズ防止効果に加え、キズが付いても印刷物上で汚れにならないよう工夫することで、キズ汚れに対する耐性が向上。最適化した砂目と新たな硬膜化技術による網点耐刷性も特長。

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SUPERIA ZXと従来品の視認性比較

▽印刷品質管理ソリューション「GA Smile Navi」
 富士フイルムが長年培ってきた印刷診断技術によって、印刷の客観的な評価と、印刷品質の潜在課題の見える化が可能。会場では、製品紹介の他、印刷品質の見える化・定量化の具体例として、印刷物と印刷診断報告書を展示する。

▽刷版工程自動化ソリューション「プリプレスファクトリーオートメーション」
 未だに人手を要する刷版工程の作業に対し、自動化・省人化をサポートするソリューション。会場では、協業メーカーとともに、実機の実演で自動化の一例を紹介する。


 これらの他にも、主催者企画の「INNOVATIVE BUSINESS ZONE」に出展。これは、中小印刷会社やプリントバイヤー、ブランドオーナーに向けて、出展者が共同でビジネスチャンス創出のためのヒントを提供する特設ゾーン。富士フイルムはこの中の「スモールスタートエリア」に出展する。出展製品は、ApeosPro C810とForm Magic5。

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