IGAS2022|コニカミノルタジャパン、テーマは「紙とデジタルの共創、理由は今ここにある」
デジタルラベル印刷機の最上位機種を国内初展示
印刷業務効率化ソリューション
▽AccurioJet KM-1 with HD
29インチ枚葉UVインクジェット印刷機。印刷用紙適性の幅広さ、面質を生かした高品質印刷をさらに強化し、アルミ蒸着紙や透明フィルムなど多彩なメディアに対応する。今回、高い生産性と内蔵型の自動両面印刷機構の搭載と、サードパーティー製後加工機に接続できるインターフェースによりインライン作業で印刷工程を効率化し短納期対応が可能となった。新開発のHDモードオプションを搭載することで印刷品質・ディティール再現をさらに向上し、フォト市場(写真集、証明写真、ウェディング、アルバム)で求められる高い品質も実現し、同市場へのビジネス拡大に貢献する。
▽AccurioLabel 400
2023年春発売予定の高速デジタルラベル印刷機を国内初展示する。2016年の発売以来、全世界で1,000台の売上を突破したデジタルラベル印刷機「AccurioLabelシリーズ」では、初となるハイエンド機(最上位機種)にあたり、高速プリントと連続印刷長の延長、IQ-520での工程の自動化により、ハイボリューム領域でも他に例を見ないオペレーションの効率化を実現している。これにより、印刷現場におけるタイムロスを最小化させるだけでなく、オペレーターの育成期間を大幅に短縮することができる。また、コニカミノルタ初の白色トナーの導入も含めてデジタルラベル印刷の付加価値を高め、ラベル印刷業界にDXと新たなビジネス機会を生むシステムとして提案していく。
▽FORXAI連携(開発展示)
コニカミノルタ独自の画像IoTプラットフォーム「FORXAI」の想定活用例を展示。FORXAI技術を活用した安全で高効率な印刷現場の自動化を提案する「未来ファクトリー」として、FORXAIパートナー(NEC)とFORXAI Imagin AIの障害物検知を連携し、AccurioJet KM-1 with HDから印刷物を自動排出・搬送を実現する。これにより、印刷現場でのさらなるDX加速の可能性を提案していく。
▽AccurioPress C14000
A3ワイド対応トナータイプ高速デジタル印刷機。トナー方式高速デジタル印刷機としての高い生産性と、印字位置と色調の事前調整し、リアルタイム補正を自動化する品質最適化ユニットIQ-501、断裁、スジ入れ、ミシン目処理をインラインで自動化するトリマーユニットTU-510などにより、プリプレスから後加工までのデジタル生産オペレーション全体を大幅に効率化し、印刷事業者と印刷発注者のビジネス拡大に貢献する。
▽AccurioPro Flux
印刷前工程とプロフェショナル印刷ワークフローの自動化を実現するための最適なソリューションを提供するソフトウェア。短納期・コスト抑制に対応でき、処理時間の短縮・業務効率化を目的としており、簡単な操作方法でオペレーター教育の手間を削減し、既存の印刷ワークフローのスキルレス・自動化を促進する。
▽AccurioPro Dashboard
印刷会社や企業内印刷部門をはじめとする、あらゆる生産現場において、複数のコニカミノルタのデジタル印刷機の実データを一括で可視化することにより、管理効率化と工程の継続的な改善を支援するソリューション。手作業で行っていた報告書作成にかかわる時間の削減とダウンタイム要因の課題解決をスピードアップし、新たな生産時間を創出する。