IGAS2022|コニカミノルタジャパン、テーマは「紙とデジタルの共創、理由は今ここにある」
デジタルラベル印刷機の最上位機種を国内初展示
コニカミノルタジャパン(株)(本社/東京都港区、大須賀健社長)は、IGAS2022において2022年度の最重要ミッションである「デジタルシフトと創注支援」を具現化した提案を行っていく(東1ホール、小間番号1-3)。テーマは、「紙とデジタルの共創、理由は今ここにある」。同社のプロフェッショナルプリント事業では、「創注・受注拡大支援」と「生産性向上支援」の2軸にDXを取り入れ、印刷会社のビジネス成長と利益の最大化に貢献し続けてきた。今回のIGASでは、その集大成を最新機器やサービスで紹介していく。
同社ブースでは、「紙とデジタルの共創、理由は今ここにある」をテーマに受注拡大ソリューションと印刷業務効率化ソリューションの2つのコーナーを設けて提案していく。
受注拡大ソリューションでは、ブランドオーナーをはじめとする印刷物を活用する発注者視点で、デジタル技術との融合・活用によるプロモーションの効果の最大化や、印刷物の価値を再創造し新たな印刷ジョブを生み出すことで、発注者および印刷会社双方のビジネス成長にも貢献するソリューションを展示。印刷業務効率化ソリューションでは、受注から出荷までのすべての工程の自動化・効率化を推進しコストを最適化することで、印刷会社の利益の最大化と持続可能なビジネスを実現するソリューションを紹介していく。
受注拡大ソリューション
▽AccurioShine 3600
2022年8月新発売のUVインクジェット方式によるニス加工機とMGI社製の箔押し機「iFoil One」が一体となったデジタル加飾機。エンボス(厚盛り)効果のある3Dニス加工からメタリックな表現を実現する箔押しまで、付加価値の高い加飾印刷物をシームレスに対応。冊子、パンフレット、名刺やポスターなど、あらゆる商業印刷における印刷物の付加価値を高め、よりインパクトのある印刷物起点のコミュニケーションや収益性の高いビジネスに貢献する。
▽Printバル
プリント連動型マーケティングオートメーションの「Printバル」は、DMの効果測定やデジタルメディアでの過去の行動測定とともに、顧客管理や分析を可能にする。また、「Printバル」によって生成された顧客別QRコード入りDMなどのPDFは、そのままデジタル印刷システムで印刷することができる。印刷会社は「Printバル」を利用して、クライアントに「デジタルメディア」と「プリントメディア」を組み合わせた販促施策を提案できるようになる。これにより、より多くの印刷会社が、デジタル印刷を駆使してクライアントに新たなビジネス提案ができるよう、デジタルマーケティングとプリントをシームレスに連携させて、デジタル印刷の価値を高める。
▽AccurioDX
「AccurioDX」は、印刷を発注したいと考えるすべての人や企業、印刷会社、物流会社、ソリューションプロバイダーといった多様なプレイヤーが参加できるプラットフォーム。「AccurioDX」により多様なプレイヤーが共創することで、パーソナライズされた印刷物の発注工程の簡易化と効果測定を実現し、マーケティング活動における顧客満足度向上への効果を可視化する。「AccurioDX」で発注を簡便にすることでデジタル印刷の利用の場を広げ、地球環境にも配慮したマーケティング活動を支援する。
▽EX感性ソリューション
最先端の感性脳工学を利用して購買活動につながる最適なデザインを追求できるクラウドサービス。感性脳工学に基づくアルゴリズムを採用した画像解析により、パッケージ、ポスター、カタログ、ウェブサイトなどのデザインや、商品の陳列など、マーケティング活動に係わるあらゆるデザインについて、感性への働きかけを定量的に示し、説明可能な状態(Explainable=EX)にする。これにより、消費者の購買行動を予測し、購買活動につながる最適なデザインを追求することができる。
▽in2site
印刷通販専用のショッピングカートと、販売価格を自動算出する印刷見積プログラムがセットになった印刷通販専用のオンラインショップ構築パッケージ。スマートフォンやタブレット端末など、シームレスな利用を可能にする完全レスポンシブWebデザイン仕様を採用し、自由度の高い設計で、顧客の業務効率化や働き方改革に貢献する。