IGAS2022|ホリゾン、過去最大級の展示スペースに全21システムを展示
ブースコンセプトは「つながるFactory Automation」
ホリゾンは、「つながるFactory Automation」をブースコンセプトに掲げ、自社製品の提案にとどまらない生産システム全体を最新情報とメーカー間ネットワークで提案していく(東3ホール 3-3、3-4)。
今回、同社では、過去最大級の展示スペースの中で全21システムにのぼる製品の実機展示を行っていく。ブース内では、2つのステージで、印刷関連各社とのコラボレーション展示や、AGVやロボットを使った用紙搬送実演など、生産を自動化する多彩なシステムを紹介していく。
また、7社のワークフロー製品とホリゾンのiCE LiNKを同一に揃えたワークフローゾーンを設置。印刷工程の上流から加工まで、最新のワークフローシステムを一度に見学できるようになっている。
ロール紙対応中綴じ製本システム「iCE STITCHLINER Mark V」(New)(協力=SCREEN GA)
ロール紙の巻き出しスピードを落とさずに、最高6000冊/時の高生産性を実現。サシミ状に搬送・折り加工をすることでシャープな折り加工を可能としている。また、冊子サイズや厚さに応じて各部を自動調整するため、冊子ごとにページ数が異なるバリアブル製本にも最適なシステムとなっている。
スマートスタッカーインライン無線綴じシステム(協力=FFGS、DAC)
シートカット装置「SmartStacker」と無線綴じシステムをインライン化。B2サイズデジタル印刷機の印刷物の製本加工に最適なシステムとなっている。
今回の実演では、SmartStackerの給紙部にAGVを採用することで用紙搬送の省力化を実現。また、SmartStacker内部にダックエンジニアリング製の検査装置を設置し、検品作業の効率化を提案していく。
プリンターインライン無線綴じシステム(New)(協力=リコージャパン)
RICOH Pro8320を本身用、RICOH Pro C5310Sを表紙用プリンターとして無線綴システムとインライン化。多品種小ロットだけでなく、1on1のバリアブル冊子の自動化に最適なシステム。本身側にシートカット装置を加えることで、A3用紙への多面付けを可能とし、省力化とコストダウンに貢献する。