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IGAS2022|モリサワ、20の特別セミナー「MojiTubeスタジオ」開設

 (株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、IGAS2022に出展し、10月にリリースされた「Morisawa Fonts」や2022年の新書体をはじめとした各種フォントソリューションやPODなど、これからの印刷を見据えたソリューションを紹介する(東6ホール 6-1)。

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モリサワIGASブースイメージ

 また、特別企画として「MojiTubeスタジオ」をブース内に開設し、文字や書体を中心にさまざまなセミナープログラムを開催。来場できない場合、事前に申し込めばYouTubeでライブ配信を閲覧できる。プログラムでは、(有)字游工房の書体設計士である鳥海修氏から写研書体の開発プロジェクトについて紹介するほか、ブランディングとデザインがテーマの「Font College Open Campus」、印刷産業のSDGsへの取り組みなどが予定されている。

 出展製品は以下の通り。

〈フォント製品〉
▽Morisawa Fonts
▽2022年新書体
▽その他各種フォントソリューション

〈多言語ユニバーサル情報配信ツール〉
▽MCCatalog+
▽Catalog Pocket

〈POD〉
▽RISAPRESS Color 4080
▽ApeosPro C810

MojiTubeスタジオ

 5日間にわたり20のスペシャルプログラムを用意。その一部を紹介する。プログラム詳細はIGAS2022モリサワブース特設サイトで紹介されている(ライブ配信視聴は事前申し込みが必要)。

▽24日(木)13時〜14時
 「写研書体の開発プロジェクトについて(仮題)」/登壇者:(有)字游工房 書体設計士 鳥海修氏ほか

 2021年に発表した通り、写研の書体をOpenTypeフォントとして2024年から順次リリースする。講演では、担当するデザイナーから、プロジェクトの進展とその開発にかける思いが語られる。

▽24日(木)14時30分〜15時30分
 「世界中のあらゆる方々が『自分らしさ』を表現し、それらを認め合える世界へ」/登壇者:ZeBrand Inc.CEO 菊池諒氏

 2019年にモリサワからスピンオフし、NYを拠点として活動するスタートアップのZeBrand。ブランディングオートメーションの提唱者だからこそ感じる「自分らしさを発揮するクリエイティビティ」をテーマに、テクノロジーの実例やグローバル市場での活動の軌跡などを紹介する。

▽26日(土)13時〜14時
 「Font College Open Campus 4限目 日本のブランドが自走できるようになるために~ECにおける顧客体験でブランド価値を高めるアプローチ~(仮題)」/登壇者:(株)フラクタ取締役 狩野雄氏、アートディレクター 間部盛貴氏

 モリサワのユーザー向けにフォントやデザインにまつわる内容を紹介するFont College(フォントカレッジ)を公開講座として開催している。初心者にも分かりやすい内容を盛り込み、テーマをブランディングに広げて講演する(1回完結型セミナー)。

▽26日(土)14時30分〜15時15分
 「新書体特別企画!〜基礎からわかる書体分類&タイプデザイナー厳選 推し文字特集〜」/登壇者:(株)モリサワ

 500を超える2022年新書体。目当ての書体を効率よく見つけるための書体分類の基礎を解説。また、新書体を担当したタイプデザイナーが選んだ、それぞれの書体を象徴する「推し文字」を紹介する。

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