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ホリゾン、協業各社とコラボ展示〜進化した自動化システムを披露

 ホリゾン・インターナショナル(株)は、「CHANGE THE FOCUS」をテーマに2016年の出展から、さらにスケールアップしたスマートファクトリーをコンセプトとした様々なソリューションを協業各社とのコラボレーションで提案していく(Hall6)。

スマートブックソリューション

▽ロール紙対応無線綴じシステム
 ブックブロック加工機BBS-56ブックブロック加工機をSmart Binding Systemにインライン接続した小ロットから中ロット向けの製本システム。ロール紙からの給紙を止めることなくワンパスで効率の良い生産が可能。

▽カット&スタックスマートバインディングシステム
 ホリゾンの無線綴じ機LBF-500本身投入装置、フンケラー社のカット&スタック技術をワークフローに組み込むことで、ロール紙からワンパスで効率よく冊子を作成することが可能。

▽プリンターインライン無線綴じシステム
 リコー製プリンター2台とロボットアームをインライン化したシステム。A3用紙からA4、A5サイズの冊子への加工がワンパスで可能。


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プリンターインライン無線綴じシステム


新システムとワークフロー

▽iCE BINDER BQ-300 無線綴じ製本機
 iCE BINDER BQ-300 無線綴じ製本機は、操作性の良さと高い生産性を両立しながら高品質な仕上がりも叶える単一クランプの全自動無線綴じ機。最高500冊/時の優れた生産性で、厚さの異なるバリアブル製本も効率的に生産する。


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iCE BINDER BQ-300 無線綴じ製本機

▽中綴じ折り製本機SPF-2000/FC-2000
 中綴じ折り製本機SPF-2000/FC-2000は、優れた操作性と高品質な仕上がりを実現しながら、高次元な自動化により最大4,700冊/時の高い生産性を可能にする中綴じ折製本システム。

▽iCE STITCHLINER Mark Ⅴデジタル印刷向け中綴じシステムは、複雑な調整無しで、最高600冊/時もの速さでロール紙から中綴じ冊子をバリアブル製本することが可能。

▽ワークフローゾーン
 iCE LiNKは、クラウドを利用したホリゾンのポストプレスマネジメントシステム。会場では、ワークフローの効率化や生産性の向上に貢献するiCE LiNKの活用方法を紹介する。

特化システム

▽プリンターインラインシートカットシステム
 富士フイルムビジネスイノベーション製プロダクションプリンター「Revoria Press PC1120」とホリゾンのSmartSlitterにシートバッファリングモジュールSBM-100を経由してプリンターと後加工機をインライン化し、印刷から後加工までを一貫して行うシステム。グリーティングカード、名刺、表紙など、様々なアプリケーションを、オペレーターを介さずにワンパスで作成することが可能。

▽ロボット投入無線綴じ製本システム
 TECNAU社とキヤノンによるBookReadyシステムをホリゾンのロボット投入無線綴じシステムに組み込み、PODの印刷から後加工まで、一貫したワークフローを実現したシステム。新製品のiCE BINDER BQ-300無線綴じ機、ロボットアーム、HT-300三方断裁機をインライン接続することで用紙の印刷から冊子の完成までワンパスで完了させることが可能。

▽フラップカバー作成システム
 ホリゾンの既存製品を組み合わることで、フラップカバーを効率良く生産できるシステム。同システムは特注で注文可能。CRA-36、T-564、PST-44、糊付け装置で構成されている。


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フラッパーカバー作成システム

▽下固製本システム
 ホリゾンのESF-1000見返し貼付け装置とGF-500寒冷紗供給装置を組み合わせた製本システム。並製本と上製本の2種類の製本加工に対応した小ロットから中ロット向けのハイブリッド製本システムとなっている。

既存製品応用システム

▽MiniCABS小・中ロット向け無線綴じシステム
 小ロットから中ロットのオフセット印刷物の加工に適したインライン製本システム。パレタイズされた折丁は、AGVによってB1折り機から同システムまで搬送される。drupa2024では、多段給紙装置を接続し、表紙を自動でBQ-500に給紙し、連続運転を実現する。

▽紙折機パレタイズシステム
 印刷物から折丁を作製するシステム。積み重ねられた折丁をロボットアームが自動的にパレタイズし、AGVがパレットを自動搬送することで、オフセット印刷のワークフローの効率化を実現。drupa2024では、コニカミノルタ社のFORXAI SKELETON IMAGINGテクノロジーをシステムに組み込むことで、ロボットアーム周辺の安全対策を強化している。

▽iCE STITCHLINER Mark Ⅳペラ丁合鞍掛け中綴じ製本システム
 効率的な丁合が可能なホリゾンの丁合機と、生産性・汎用性・仕上がり品質の高さを兼ね備えた中綴じ鞍掛け製本機を組み合わせた製本システム。drupa2024では、パラミディス社のスタッキング技術を製本システムにインラインで統合し、ワークフローのさらなる効率化を実現している。さらに、ダックエンジニアリング社のGORIKA VISIONテクノロジーがオペレーターの作業パターンを監視・記録・分析することで、さらなる生産性の向上に貢献する。


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iCE STITCHLINER Mark Ⅳ ペラ丁合鞍掛中綴じ製本システム

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