リコー、枚葉・連帳のインクジェット・プリンティング・システムを展示
印刷現場の「変革」に貢献する最新の製品・ソフトウェア・サービスを提案
(株)リコー(大山晃社長)は、「drupa2024」において「HENKAKU,UNLEASH THE SPIRIT OF CO-INNOVATION」をコンセプトに、商用印刷の顧客やパートナー会社との共創による印刷現場の「変革」の実現に貢献する最新の製品・ソフトウェア・サービスを展示する。
リコーブースでは、顧客のデジタル化への変革をサポートする、リコー初のB2サイズ対応の枚葉インクジェット・プリンティング・システムである「RICOH Pro Z75」や、高速連続用紙インクジェット・プリンティング・システムの新製品「RICOH Pro VC80000」を展示。また、「House of HENKAKUコーナー」では、革新的なリコーの技術とソリューションをシアターで体感することができる。このほかにも、顧客の環境にあわせて業務の「自働化」「効率化」「可視化」を実現する製品やサービスを紹介し、商用印刷市場における人材確保、生産性の向上、TCO削減などのニーズに貢献するソリューションを提案していく。
主な出展内容
▽B2サイズ対応の枚葉インクジェット・プリンティング・システム「RICOH Pro Z75」
水性インク使用のB2サイズ自動両面印刷対応の枚葉インクジェット・プリンティング・システム。高い印刷品質を保ちながら、スキルレスなオペレーションを両立することで、印刷現場の生産性向上に大きく貢献する。
▽高速連続用紙インクジェット・プリンティング・システム「RICOH Pro VC80000」
高品質・高い生産性・工程の自動化がコンセプトの、ロール紙タイプ用紙専用 高速インクジェットプリンティング・システム。印刷中の画質調整などの工程自動化により、高品質な印刷物を安定的に生産するだけでなく、オペレーターの業務負荷を削減することができ、生産性の最大化を実現する。
▽カラープロダクションプリンターのフラグシップモデル「RICOH Pro C9500」
トナー印刷特有のがさつきを抑えた高画質と、高速プリントスピード、連続稼働時の高い安定性が特徴のカラープロダクションプリンターのフラグシップモデル。新開発の本体の制御システム「RICOH GC OS」を搭載したことで、用紙対応力と自働化・効率化機能が強化され、現場のDXを支援する。
▽スペシャルカラー搭載のカラープロダクションプリンター「RICOH Pro C7500」
リコー独自のスペシャルカラートナーに対応しながら、ネオンカラーのプロファイル機能搭載によって色域を拡大、より豊かで鮮やかな色彩表現を実現する。色域拡大に加え、業務負荷軽減や作業の効率化を実現し、印刷現場での課題解決に貢献する。
▽カラーマネジメントソリューション「RICOH Auto Color Adjuster」
リコー独自のライン分光技術を取り入れた高速分光測色機と色調整ソフトウェアの組み合わせにより、印刷業の現場で発生する色合わせ・色管理作業のスキルレス化を実現する。
▽ワークフロー総合管理ソフトウェア「RICOH ProcessDirector」
強力なデータベース機能を擁するワークフロー管理システムにより、印刷ファイルに含まれる1通1通のドキュメントを識別し、各工程を通して管理する。統合的なワークフロー管理を実現することで、基幹業務印刷の効率化と運用品質を向上させる。
▽バリアブル印刷ソフトウェア「FusionPro」
企業のマーケティング領域では、より顧客への訴求力の高いダイレクトメールやチラシなどの販促ツールの制作が求められ、その実現ため、様々なマーケティング素材の制作にバリアブル印刷が活用されている。そのような顧客の様々な要望に対応するパーソナライズされた印刷物の作成を可能にする印刷ソフトウェア。
▽印刷プロダクション環境の可視化ソフトウェア「RICOH Superviso」
印刷プロダクション環境を視覚的に表示し、監視、理解、改善に役立てるクラウドベースのアプリケーション。印刷オペレーションの詳細をほぼリアルタイムで表示し、オペレーションの精度と効率を向上させる。
▽プリプレス工程の効率化ソフトウェア「RICOH TotalFlow Production Manager」
印刷業におけるジョブや複数台のプリンターの一元管理が行える。直感的な操作環境により、ジョブ作成に必要な工程をサポートし、オペレーション業務の効率化を実現する。