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Kolbus、パッケージ生産用の新製品を紹介

表紙貼機が持つ可能性についても実演

 Kolbusは、drupa2024のホール1スタンドB55に出展し、パッケージ生産用の新しい商品を展示する。また、印刷仕上げにおける高度に自動化された表紙貼機が持つ可能性について実演する。650平米のスペースで、工業用段ボール及びグレーボード紙加工用の革新的な機械装置を展示する。

 同社は、長い伝統を誇る卓越した工学技術と、すべての面における品質への献身で知られており、コンサルタントと試運転を通し、機械のライフサイクルを最大限に活用できるよう支援する。同社は効率的な生産工程を実現し、支える新しい方法の開発に取り組んでおり、世界中のユーザーから同社製品が生産工程の効率を改善し、生産性を向上させるとのフィードバックを得ている。

 同社のウィルフリードクルーガー最高経営責任者は「私たちの新しい方向性により、新たなビジネス分野に光を当て、将来の協力関係の可能性について話をしたいと思っている。drupaで披露する双方向メディアの企画により、当社ブースを訪問するお客様には、持続可能なパッケージ生産における未来のフレキソ印刷及びダイカット技術について、私たちが機械に対して見る将来性を見ていただく。当社ブースでは、拡張現実により、印刷とダイカット技術の進歩を体験していただき、新たな可能性を探求する。私たちの機械がどう機能するかを見せるだけでなく、ビジネスパートナーの加工の効率を改善し、事業成功に貢献する可能性を提示することで、ターゲット顧客とのつながりを築きたいと考えている」と話している。


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【製品分野:段ボール業界】

▽ロータリーダイカッター「RD 115S」
 機械全体と細部の視覚及び双方向表示。次から次へと継ぎ目なく結合させるRD115Sの印刷及びパンチ部の複雑な連続動作の詳細をデモする。この実演により、機械の産業上の優れた性能と精度を確認できる。

【製品分野:段ボール包装】

▽BX Motion Pro
 段ボール製FEFCO型折り畳み箱生産用の、最新のKolbus Boxmaker機械。極めて優れた生産工程を実現する(全モジュールの完全自動セット、迅速なセット、わずか60秒の切り替え)。小・中ロット運転用の柔軟性のある箱生産で、シングルからトリプルウォールまでの信頼性の高い加工を行う。

【製品分野:箱生産】

▽ボックスライン装置
 高級貼箱業界では、箱に入れる製品が最適な見栄えになるよう、ボール及び紙のパッケージ生産で最高精度の品質が必要になる。

 Kolbusは、独創的なボックスライン装置により、ボール、紙、糊の自動加工における高い精度と効率性、均一性、コスト効率性を保証し、高級貼箱業界の会社用のパッケージを生産する。

▽ボックスライン パンチャー&フォーマー「ボックスライン テーパー&ラッパー」
 手動では不可能なシャープなエッジと形状を生産できる。これにより、精密形状の箱を生産し、後続で高品質の表紙素材、または商標/登録商標が印刷されたクロスと一緒に加工することが可能になる。

 また、多数の生産工程を自動で行い、フォーマットサイズ変更を簡略化する。これにより大量生産と、それぞれデザインが異なる製品を簡単に生産でき、生産時間を大きく短縮できる。

【製品分野:上製本生産用の表紙】

▽DA370表紙貼機
 長い製品寿命と耐久性は、上製本製品の利点の1つにすぎない。製本材料と生産技術を継続的に改善することで、製造コストが下がり、品質が向上する。上製本の印刷ロットは縮小しているため、出版社はできる限り在庫を少なくしようと努めている。

 そのため、本の自動表紙生産において短いセット時間及び迅速な処理時間がより一層重要になる。上製本製品では、最高品質及び創造的なデザインが求められる。装置の製造会社として、同社はそうした要求事項を満たし、高度レベルの自動化を実現する機械を提供することにこれまで以上に取り組んでいる。

 同社のDA370表紙貼機は、デジタル印刷生産と大量生産を両立させた工学技術の驚きと言える。角丸付きの表紙と薄表紙の生産に使用でき、ブランクの一体型コーナーカットに加え、デジタル印刷のオプション付きでナイフ4本のカットステーションを持つ機械は、製本されたボールを様々なフォーマットサイズにカットすることに使用できる。完璧に調和した昨日は工程を簡略化し、セット時間を短縮してそう生産量を増加させる。

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