世界最高峰の印刷・クロスメディアソリューション専門メッセ「drupa2024」開幕へ
テーマは「we create the future」〜世界50ヵ国からおよそ1,500社がエントリー
2024年5月28日から6月7日までの11日間、ドイツ・デュッセルドルフ見本市会場で開催
世界最高峰の印刷・クロスメディアソリューション専門メッセ「drupa2024」(主催:メッセ・デュッセルドルフ)が2024年5月28日から6月7日の11日間、ドイツ・デュッセルドルフ見本市会場において開催される。テーマは、「we creat the future」。世界50ヵ国から、およそ1,500を超える出展者がエントリーしており、近未来の刺激的なトレンドが焦点となる。
リアル開催としては8年ぶりとなる「drupa2024」には、世界50ヵ国から、およそ1,500を超える出展者がエントリー。見本市会場18ホールを使用し、実質展示スペースは、およそ14万平方メートルとなる。ここから最新かつ近未来の印刷業界が提示され、印刷ビジネスの多様性とイノベーションが発信される。
国別の展示面積は、4万0,596平方メートルのドイツのあと、中国、イタリア、オランダ、スイス、英国、インド、日本、米国、スペインと続く。日本企業としては、キヤノン、デュプロ、エプソン、富士フイルム、ホリゾン、小森コーポレーション、コニカミノルタ、京セラ、ミマキ、リコー、理想科学、リョービMHI、スクリーン、東洋インキなどが出展。海外現地法人からの登録を含めて46社が1万8,948平方メートルの展示面積において、技術とトレンドの提示で「競演」する。
さらに展示会場には、「drupa cube」「touchpoint sustainability」「touchpoint packaging」「DNA(drupa next age)」「touchpoint textile」の5つのスペシャルフォーラムが設置される。
drupa cubeは、各種講演が行われるエリアで、とくに今回は、アジア地域をテーマとしたセミナーが数多く予定されている。
touchpoint sustainabilityは、循環型経済、製品・技術の持続可能性の検証、新たな素材などをフォーラム形式で紹介する。
touchpoint packagingは、過去2回のdrupaでも開催しているが、さらに内容を拡充。段ボール、ラベルなど革新的でスマートな包装とは何かを議論の対象とする。
DNA(drupa next age)は、スタートアップの企業と既存のグローバルプレーヤーとの接点となることを目指し、さまざまなテーマについて議論を重ねる場を提供していく。
touchpoint textileは、新たに設置されるエリア。インクジェットやデジタル印刷がテキスタイルにおいてどのような応用があるのか発表、情報交換していく。また、ガイドツアーも企画している。
なお、会期7日目の6月3日には、「ジャパン・デー」が開催される。