コルブス、テープ貼り組立て装置とラッパーを発表
上質な貼箱パッケージ実現
ドイツ・コルブス社は今年5月のオープンハウスにおいて、上質な貼箱パッケージを制作できる新製品を発表した。日本では、代理店の(株)エスケイセールス(本社/埼玉県富士見市、岡本武俊社長)が取り扱いを開始している。
今回、コルブス社が発表したのは、パンチングやV型抜きされたボール紙に自動でテープを貼り組み立てる「BOX LINE TAPER」と、新しいラッピング技術により、ツールを交換せずにセット替えが可能なラッパー「BOX LINE WRAPPER」の2製品。生産性は、最大で毎分40回転。
「BOX LINE TAPER」は、タッチスクリーン付き操縦システムにより、生産モードの選択/ジョブ記憶装置/オペレーターによる生産変更/自動セット/操作方法/生産カウンター(ジョブ、交換、開始/停止カウンター)/機械や材料のトラブル表示/オペレーターによる誤作動の防止が可能。また、ボール紙供給装置、組立部、4つのヒートシールステーション、ベルトコンベアでの排出、シーメンスSIMOTION Dを基にしたサーボコントロールドライブ、スマートラインモジュールによるラインネットワーク、CE規格安全標準機などを標準搭載している。

また、「BOX LINE WRAPPER」は、底箱には深いラッピング、かぶせ箱には側面が滑らかに重なるラッピングを部品交換なしで実現することが可能。 タッチスクリーン付き操縦システムにより、生産モードの選択/ジョブ記憶装置/オペレーターによる生産変更/自動セット/操作方法/生産中にプラス、マイナスキーで微調整が可能/生産カウンター(ジョブ、交換、開始/停止カウンター)/機械や材料のトラブル表示/オペレーターによる誤作動の防止が可能。また、クロス供給装置、プリメルター付ホットグルー糊付ステーションにより、機械外からの糊付け調整、濃度コントロールなどが可能である。
このほか、箱を供給するための収納部、吸引ベルトによるクロス搬送、クロスの位置確認のためのカメラシステム、クロスの上に箱を置くためのロボット、クロスと箱の位置確認のためのカメラシステム、4つのヒートシールステーション、インライン接続、ベルトコンベアでの搬送、スペーシングプレート10ロット、シーメンスSIMOTION Dを基にしたサーボコントロールドライブ、独立したサーボドライブでの安定品質、スマートラインモジュールによるラインネットワーク、CE規格安全標準機などを標準搭載している。
