トヨテック、自動給紙カッティングプロッターを提供
紙器・シール・ラベルの試作品製作に
(株)トヨテック(本社/千葉県野田市、豊田保社長)は、紙器・シール・ラベル(半・全抜き)などの試作品の製作、少量多品種生産など、新たな需要の創出に活用できる後加工機として、自動給紙付きカッティングプロッター「DG-4060 II(標準刃モデル)」と「DG-4060 II Plus(振動刃モデル)」を提供している。

同製品は、A2相当サイズ(400×600mm)のシール、ラベル、コートボールなどの紙器を自動給紙、カット、排出処理まで、全自動で行うことができる。ロールフィーダーを取り付ければロールメディアのカットも行える。
トンボスキャンカメラにより、QRコードもスキャンしてカットデータファイルを自動取得し、連続で異なったカットを行える。
また、「DG-4060 II Plus」には、電動振動カット刃を標準装備。6mmまでの各種ボードや、硬い樹脂版のカットも連続処理が行える。
同社はこのほか、B2相当サイズ(530×750mm)までを処理できるモデル「DG-5070/Plus」も同様の機能で販売している。同モデルは、よりパッケージに特化したものとなっている。
【その他の特長】
▽バキュームパッドエアー給紙方式自動給紙
2.0mmまでの幅広い紙厚を確実に給紙、フィルム素材も0.3mmまで給紙、カッティングが可能。ペーパーのセットは120mmの高さまで可能。
▽ツインヘッドでカットと同時に筋押し
カット刃と筋押し刃をヘッドにセットし、ボックスのカット時はカット時と同時に筋押し加工が可能。ラベル、シールのハーフ・全カットはワンタッチで切り替え可能。
▽CCDカメラによる自動トンボ検出機能
最大5ヵ所のトンボを自動検出し、カッティング位置の補正を行い、精度の高いカットが可能。3ヵ所または5ヵ所のトンボ検出を設定することで反転セットの自動検出になる。
