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 パッケージ印刷の世界市場規模は、2020年の3,521億米ドルからCAGR4.2%で成長し、2025年には4,334億米ドルに達すると予測されている。国内では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2020年度は久々のマイナス成長となったものの、商品のブランド価値向上につながるパッケージ分野の印刷市場は紙器・軟包装を含め、食品・飲料や医薬品が牽引する形で、今後も成長が期待されている。

 そこで弊紙「印刷ジャーナル」では、「成長市場を追う − パッケージ印刷ビジネス」として特集を企画。昨今ではデジタル印刷技術を活用したパッケージ印刷の取り組みも拡大しており、その事業化に向けたソリューションや具体的な取り組み事例を紹介する。

シンク・ラボラトリー、ブランドオーナーも認める印刷品質を「FXIJ」で実現

 2016年、世界初となるVOCレス設計の水性インクジェットプリンター「FXIJ」を開発し、軟包装パッケージ印刷における環境負荷低減と快適な作業環境を提案してきた(株)シンク・ラボラトリー(本社/千葉県柏市、重田龍男社長)。環境対応や多品種小ロット化といったニーズに... 全文を読む

エスコグラフィックス、パッケージデザイン制作を「Studio」で効率化

 エスコグラフィックス(株)(本社/東京都江東区)は、パッケージデザイン制作の効率化の手段としてデザイナー、トレードショップ、コンバーター向け3Dパッケージングソフトウェア「Studio(スタジオ)」による「デジタルモックアップ」を提案している。「デジタルモックアッ... 全文を読む

共進ペイパー&パッケージ、「オフセット印刷の逆襲」×「環境対応」

 「パッケージで世の中のハピネスを生み出す」─パッケージ印刷の(株)共進ペイパー&パッケージ(本社/神戸市中央区、鍛治川和広社長)は、オフセット印刷事業における大きな方針転換のタイミングで、「環境対応」を目的にアグフアの高耐刷性ガム処理プレート「Adamas(アダマ... 全文を読む

大阪シーリング印刷、効率的かつ高精度な「リモート立ち会い」実現

 大阪シーリング印刷(株)(本社/大阪市天王寺区小橋町1-8、松口正社長)は、2021年にFFGSの「軟包装向け遠隔色校正システム」を導入。関西地区のクライアントから運用を始めている。このシステムは、パッケージ業界で必須とされてきた「クライアントによる立ち会い校正」... 全文を読む

共進ペイパー&パッケージ、厚紙専門通販サイト「imprenta」開設へ

 「ハコプレ」や「ポップレ」、「ハコプレ紙袋」など、主に小ロットパッケージの通販サイトを運営してきた(株)共進ペイパー&パッケージ(本社/神戸市中央区、鍛治川和広社長)が、新たな展開に乗り出した。同社は7月下旬、印刷会社向け厚紙印刷専門通販サイト「imprenta(... 全文を読む

トヨテック、自動給紙カッティングプロッターを提供

 (株)トヨテック(本社/千葉県野田市、豊田保社長)は、紙器・シール・ラベル(半・全抜き)などの試作品の製作、少量多品種生産など、新たな需要の創出に活用できる後加工機として、自動給紙付きカッティングプロッター「DG-4060 II(標準刃モデル)」と「DG-4060... 全文を読む

ニッタ、FDA規格対応の紙器搬送用ベルト

 搬送ベルトのニッタ(株)(本社/大阪市浪速区桜川)は、FDA(Food and Drug Administration)規格対応の紙器搬送用ベルトを提供。6月7日〜10日に東京ビッグサイトで開催されたFOOMA JAPAN2022にも出展し、来場者の注目を集めた。... 全文を読む

コルブス、テープ貼り組立て装置とラッパーを発表

 ドイツ・コルブス社は今年5月のオープンハウスにおいて、上質な貼箱パッケージを制作できる新製品を発表した。日本では、代理店の(株)エスケイセールス(本社/埼玉県富士見市、岡本武俊社長)が取り扱いを開始している。  今回、コルブス社が発表したのは、パンチングやV型抜... 全文を読む