after drupa 2024|swissQprint、最新UV IJプリンタをフルラインアップ
多彩なメディアで出力デモ〜「Kudu」の自動化オプション発表
プリントヘッドを高解像度1350dpiに高めた「Karibu2」
また、ロールtoロールプリンタ「Karibu2」は、幅3.4mまでのロールメディアに対応するUVインクジェットプリンタ。今回、プリントヘッドを高解像度1,350dpiにして紹介した。
同機は、効率性、信頼性、汎用性の向上に役立つ独創的な機能の数々を搭載している。新開発のカセットシステムによりロールメディアのセットから印刷準備完了までわずか数分で行える。岡部氏は「圧力のセンサーが入っているため、オペレーターは、勘ではなくメディアの張り具合や左右のバランスなどを、ステータスバーを見ながら簡単にセットできる」と説明した。
さらに、印刷テーブルにメッシュキットが装備されていることも特長で、これによりメッシュプリントにストレスフリーで移行できる。下にレシート紙のような巻紙が走っており、それがヘッドキャリッジと一緒に動いてインクを吸い取る仕組みとなっている。また、ロール紙の場合、どうしても搬送のズレが起きることがあるが、プリントヘッドの前後の動きによってこれも補正することができる。
同機もNyalaほどではなくても売上は好調のようで、岡部氏は「フラットベッドプリンタのユーザーが、その性能を信頼していただき、『ロールtoロールもswissQprintのものを使用したい』ということで導入に至るケースもある」と説明した。
新機種の「Kudu」もヨーロッパ販売ランキングに
そして、最新ハイエンドフラットベッドプリンタ「Kudu」は、発売1年ほどで急速に普及しており、市場から高い評価を獲得しているという。岡部氏は「すでに、ヨーロッパでの売上ランキングに入ってきている」と説明し、今後の国内での販売にも期待する。
「Kudu」は、機械的構造から新たに設計されたもので、最大304平米/hの驚くべき生産スピードを実現する。また、swissQprintのフラットベッドプリンタの中で最大の10色のカラーチャンネルを搭載しており、最も汎用性がある。生産性だけでなく、出力品質の高さにも目を見張るものがあるのが最大の特徴だ。
さらに今回、新機構として、自動排出機構のアンローディングオプションを発表し、ブースで実演した。岡部氏は「ヨーロッパでは自動化のニーズが国内以上に高く、お客様の声を形にした機能と言える」と今後の販売に自信を示した。2025年の販売開始を見込む。
同社は今回、これらの革新的な技術と優れた製品群で印刷業界の新しいスタンダードを確立した。drupa2024で発表した最新機能は、その圧倒的なパフォーマンスと多彩な機能で、世界中のユーザーに新たな可能性を提供することは間違いない。