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ニッタ、FDA規格対応の紙器搬送用ベルト

飲料用包装紙器にも安心

 パッケージのブランクスを折って糊付けし、紙箱を製作するフォルダーグロアー(サックマシン)。ニッタ(株)(本社/大阪市浪速区桜川)の紙器搬送ベルト「PolyBelt フォルダーグルア用XH-Fシリーズ」は、食品・飲料用包装紙器の搬送にも安心して使用できるものとして、様々なメーカーのサックマシンに採用されている。


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 この紙器搬送ベルトは、FDA(Food and Drug Administration)規格に対応しながらも、従来のベルト性能を落とすことなく保持している。プレフォールド部から折り部、デリバリ部に至るまで、板紙・段ボールの製函工程に適しており、多屈曲、ひねり、挟み込み搬送、ガイドローラに対しての耐久性を有し、適度で安定したグリップ力で高い製函精度を保つことができる。

 飲料用の包装紙器をはじめ、医薬品、化粧品包装紙器搬送などに安心して使うことができる。

フィーダーベルトも提供

 また、サックマシンのフィーダー部に使用するフィーダーベルト「SEBフィーダーベルト」を提供している。

 このベルトは、摩擦係数が高く耐摩耗性に優れ、心体には寸法安定性に優れたポリエステルコードを使用した継ぎ目のないエンドレスベルトとなっており、表面ゴムの密着部分がないため剥離の問題がなく、フィード力にムラが生じることがない。また、グリップが高く、回転精度・耐久性に優れ、段ボール・板紙などの加工機の給紙フィーダー部に適している。

 搬送物を汚すことなく美観を重視するラインに向いており、適度な摩擦性で長期間にわたって安定した搬送性能を発揮できる。

環境に配慮する「紙ストロー紙管巻きベルト」も

 地球環境問題で、海外ではプラスチック製ストローの使用を廃止する動きが加速している。その代替素材として紙があり、国内において紙ストローが代替品として注目されている。

 同社では、マイクロプラスチック問題に対応するベルトとして「紙ストロー紙管巻きベルト」も業界に先駆けて提供している。超小経紙管、紙管巻きベルトで豊富な実績を持っており、環境保全に貢献する製品開発にも取り組んでいる。

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