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ピツニーボウズジャパン、大阪・名古屋で製品展示会〜封入封かん機などのラインアップ展示

人手不足解消と効率化提案

 ピツニーボウズジャパン(株)(本社/東京都品川区、田邉卓也社長)は11月、大阪と名古屋の2会場にて4年ぶりとなる製品展示会「Pitney Bowes Fair 2023」を開催。両会場ともに、会期中は多数の来場者で賑わった。

 同フェアでは今回、郵便物の作成から発送まで、バックオフィスで抱える労働力不足の解消、管理業務の効率化、発送物の高セキュリティに効果を発揮する機器やソリューションを一堂に展示。ピツニーボウズの多岐にわたる豊富なラインアップを一堂に見ることができる機会となった。


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封入封かん機「Relay8000」の前で田邉社長

 会場には、同社が印刷業界に向けて近年、積極的に提案している封入封かん機「Relay8000」と「Relay9000」も展示されていた。

 「Relay8000」は、大規模の発送処理向けで、強化された筐体により月間耐久性が最大20万通と、「Relay7000」と比較して67%向上。毎時最大5,400通の定形、または定形外郵便を処理することができる。信頼性と生産性が高い同インサーターシステムにより、正確な発送処理を安心して行うことができる。

 また、「Relay9000」は、冊子や帳票など、厚い郵送物に対応し、大容量メール処理を可能にする多目的な封入封かんソリューション。本体にはインサーター部が含まれており、最大12mm厚までの同封物を封入でき、定形から定形外までの封筒サイズに対応する。モジュールとして6段のタワーフィーダーと、ブックレットフィーダーを追加できる。この組み合わせにすると、単一シートの帳票と厚さ8mmまでの冊子を一緒に送ることを可能にし、最厚12mmの封入封かんを実現できる。


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盛況の大阪フェア

 名古屋フェアでの会場インタビューで田邉社長は、「インサーターの活用は肉体的な問題だけでなく、誤封入のリスクをなくせるという精神的な負担を軽減できるメリットが大きい」とした上で、「当社は小型・中型インサーターのラインアップを揃えているので、セットアップから操作まで、属人的な能力は不要である」として、印刷業界の業態に最適なインサーターであることを強調。実演を通して正確・簡単・スピーディーな作業を行える同社製品の魅力を体感できる展?会となっていた。

【田邉社長の話】

 当社の封入封かん機は、ある程度のトレーニングにより誰でも簡単にセッティングから操作までを行える。セッティングは10分〜15分で完了するため、多品種・小ロットの仕事に適している。

 誤封入を防ぐ機能についても、ハードだけでなく、バーコードで照合し、それを防ぐ検知ソフトも用意しているので、ハードとソフトを融合した機能を備えているのも強みの1つである。

 DM業界でもデジタル化は進んでいるが、それでも紙媒体の方が見てもらえるレートが高いというデータもある。その意味からも、小回りが効くというところでは当社の封入封かん機は、紙媒体のDMを取り扱う印刷業界にフィットするものであると自信を持ってお勧めできる。

 また、保守体制についても、導入後も基本的にダイレクトの保守サービス体制を整えているので、安心して活用していただくことができる。40人のサービスマンにより、ユーザー企業に手厚いサービスを行っている。

 また、DMの発送までを一貫して行いたい場合、ある程度のロットまでは郵便料金計機を導入すれば、異重量、異形状なものが入っていても、オートフィーダ--で重さを計りながら料金を確定できるため、作業性を大幅に向上できる。

 一貫したDM発送ソリューションを提案するピツニーボウズの製品開発への思いは、「ムダな時間に終止符を。」である。当社の製品・サービスを活用していただき、効率的なDMビジネスを展開していただきたい。

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