コスモテック、印刷と環境をクリエイト 〜 世界に羽ばたく印刷周辺機器メーカー
(株)コスモテック(本社/京都市伏見区、永井尚雄社長)は、総合印刷周辺機器メーカーとして印刷業界の環境対応とコスト削減、印刷品質向上に貢献する様々な印刷周辺機器を国内外の市場に提供している。省エネとユーザーに応じたカスタマイズ製品の提供、意匠性に優れたデザイン、迅速なサービスはユーザーから高く評価されており、ユーザーは国内だけでも数千社以上。京都から世界に羽ばたく印刷周辺機器のリーディングカンパニーである。
グローバルに印刷業界の課題解決をサポート
同社は1978年に印刷・製本・紙工関連機器の製造販売会社として創業。「印刷と環境をクリエイト」をキャッチコピーに掲げ、現在は総合印刷周辺機器メーカーとして、湿し水循環ろ過装置、湿し水冷却循環装置、ローラー冷却装置、パウダースプレー装置、ハイプレッシャー加湿装置、水溶性廃液処理装置など、幅広い周辺機器のラインアップで様々な側面から印刷業界の環境対応とコスト削減、印刷品質向上をサポートする。
昨今は、コロナ禍に対応する機器も提案。同社・営業管理企画部の斉藤克己部長は「ハイプレッシャー加湿装置では、水だけでなく次亜塩素酸水や銀イオン水なども噴霧できるため、加湿機による除菌を提案している。また、抗菌印刷の水性ニス廃液処理にも使える電解式分離処理装置なども提案している」と話す。
国内では京都本社をはじめ、東京支店、名古屋支店、大阪支店、福岡支店のネットワークを持つほか、海外ネットワークとしては2005年に中国市場に進出。現在は呉江と天津に現地法人を設立して事業展開するほか、アジア・中南米にも多くの代理店を持ち、グローバルに印刷周辺機器を市場に提供している。
さらに、ハイプレッシャー加湿器や廃液処理装置などは、印刷業界だけでなく他産業でも需要があるため、他産業の売上も20%まで伸びているという。
メーカー直轄の迅速サービスが評判
現在、同社のユーザーは国内だけで数千社以上。販売については代理店や印刷機械メーカーの協力も得ながら実績を伸ばしているが、サービスについては代理店任せではなく、同社がメーカー直轄で迅速に行っており、これがユーザーからも高く評価されているようだ。
「当社では、どのような要望にも基本的には『ノー』と言わずに対応を心掛けているため、使い勝手は良いと評価をいただいている。また、取り付けや修理などのサービスはすべて自社で迅速に行っていることも評価をいただいている。今後もこの姿勢を維持しながら印刷業界に貢献していきたい」(斉藤部長)
同社は、今後も印刷周辺機器の総合メーカーとして、印刷業界の環境と品質、コスト削減などに貢献する製品開発とサービス体制の強化を図っていく方針である。
