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圧着Dm.net、「品質勝負」の圧着DM専門通販〜今年12月には両面宛名印字機増設へ

 「品質と別注商品により、差別化を展開している」。圧着DM専門通販サイト「圧着Dm.net」のユーザーの大半は、スタンダードなDMを安く注文することが目的ではない。より効果的なDMを作成するため、サイトには掲載されていない別注商品の問い合わせが多く、同サイトを運営する(株)メイセイプリント(本社/愛知県北名古屋市、渡辺達也社長)東京営業所の奥村啓介所長は「ブログに載せている商品の写真を見て、同じ仕様の商品を注文できますか?といった電話も多い」と話す。このほか、両面宛名印字も得意としており、高付加価値なDMを作成したいユーザーに適した通販サイトとなっている。


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https://acchaku-dm.net


宛名印字・両面可変印字に完全対応

 印刷会社からの仲間仕事を専門とする「圧着Dm.net」では、可変情報を含めた圧着DMの印字から投函までを一貫して受注可能。検査カメラ搭載のLED-UV両面宛名印字機により、両面可変印字を得意としている。3台の検査カメラを搭載しているため、表面と中面の個人情報の内容のズレを人の目でなく、システムとしてチェックすることができ、間違いの心配なく両面宛名印字の仕事を発注できる。


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奥村 所長

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荒井 氏

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 生産スペックとしてはまだまだ余裕があるようで、同サイトの運営を担当する東京営業所の荒井郁人氏は「ユーザーの目を引くサイトづくりに努め、宛名印字・両面可変印字の受注をさらに増やしていきたい」と話す。

 さらに同社は今年、新たに検査カメラを折機に設置。12月には両面宛名印字機の2号機も導入する予定で、奥村所長は「新設備導入によって、これまで以上に工程日数と品質を安定供給できるようになる」とPRする。安定の品質に加えて、納期対応のニーズにも柔軟に対応可能になり、ユーザーにとって、さらに使いやすいサイトとなりそうだ。なお、印字は216mmまでに対応しており、最大A4-6P展開印字も可能。より広い範囲のバリアブル印字が可能となっている。

 また、メイセイプリントはセキュリティ設備を充実させており、工場内は警備会社と連携した防犯システムと入退室管理システムにより、預かったデータ・顧客情報管理を徹底しているため、個人情報を含めた印字も安心して発注できる。

 「お客様の出入口、従業員出入口、搬入口、工場と印字ルームの入口スペース、印字ルーム内には防犯カメラが設置され、24時間体制で記録している。また、すべてのセクションでカード認証が必要であり、関係者以外の部署への入室は不可となっている。さらに、搬入口は外部側と工場側と2つのシャッターで分けられており、荷物や資材の搬入・搬出中は工場側のシャッターは開閉不可となっている。個人で所有する携帯電話やスマートフォンなど、私物の工場内への持込は一切禁止となっている」(奥村所長)

 さらに、安全性を確実にするため、出荷についても、セキュリティ便を使用し、強化している。

別注商品、特殊仕様にも柔軟に対応

 同サイトがユーザーから支持されている理由の1つは、非常に「分かりやすくて使いやすい」ということ。ニス圧着商品としてハガキ、封書、定形外、フチ糊圧着商品として封書、定形外などカテゴリー別に分かりやすく分類されているが、奥村所長は「サイトには掲載していない別注商品や、特殊仕様なDMの問い合わせが多い」と説明しており、通販サイトながらもそれらの問い合わせに柔軟に対応できることが強みだと強調する。

 「他社に発注していたのと同じサイズで...などと問い合わせをいただくこともあるが、圧着Dm.netはテンプレートやサイズに関する問題にも柔軟に対応する。また、サイト掲載商品は最大6面サイズとなっているが、もう1、2面増やせないかなど、紙面を増やした特注商品の製造にも対応している。他にも郵送料に関する相談では、金額を抑えるための発送方法から、重量規定に関連した紙種やサイズの提案まで、ユーザーの様々な要望に応えている」(奥村所長)

 今後の展開について荒井氏は「宛名印字・両面印字に完全対応していることを訴求していくため、サイトのリニューアルを急いでいきたい。実際にユーザーに仕上がりのイメージをしてもらえるようなデザインを考えている。また、サイトには掲載されていないのだが、圧着Dm.netは水性ニスにも対応しているので、その訴求と両面印字・水性ニスの価格表も掲載していく」と話す。

 同サイトを運営するメイセイプリントは、昨年末の時点で圧着DMの累計実績7億5,000万枚を突破。すでに8億枚に迫る勢いで、今後も豊富な実績とサービスでスタンダードな商品だけでなく、別注商品・特殊仕様のDMを強みに受注拡大していく。

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