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価値協創で新たな潮流|JOL、フルオートで両面フチ付きラミパウチ

プロ向け全自動高速ラミネーター「JOL640スーパー・プロ」提供

 日本オフィスラミネーター(株)(=JOL、本社/東京都千代田区飯田橋、浜田徹会長)は、フルオートで両面フチ付きラミパウチが可能な全自動高速ラミネーターとして「JOL640スーパー・プロ」を長年にわたって販売しており、全国多数の光沢加工業者に採用されている。コンポーネントシステムを採用しているため、片面/両面PP、両面パウチから必要な機能を選択できるほか、プロ品質でありながらも簡易な操作性が評価されている。

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JOL640スーパー・プロ

給紙から高精度な仕上げまでを全自動で処理

 同ラミネーターは、リーズナブルな価格に加えて省スペース、高性能を実現する。用途に応じて片面PPフルオート加工、両面PPフルオート加工、両面パウチフルオート加工を選択できる。浜田会長は「片面PP設定の場合、用紙送り込み部に送り用と重ね用の2段のローラーを設け、紙重ねを確実にしている」と話す。

 ピンを抜くことで簡単に交換可能なカット部でありながら、正確に紙の端とトンボの間を境に片面PP仕上げが可能。もちろん、紙厚により無段階調整可能なカール防止機能も搭載している。

 また、両面パウチ加工ではかつてない加工速度とフチ付き4辺カットの精度を実現。プロ用全自動のA1サイズラミネートのコンポーネントシステムとなっている。フルスペックタイプで毎分10mのラミネートと、仕上げとして使える高精度のフチ付きカットが同時に行える。また、両面パウチ用のシステムで、フィルム幅を狭くしてマイナス0.5mmカットすることにより、両面同時PPも可能。同社が各種自動機械設計から得たノウハウに、4件の取得済特許構造を加えた完全オリジナルラミネーターとなっている。

 そして、同ラミネーターの最大の特徴と言えるのが、コンポーネントシステムとなっているところである。このため、ユーザーは求める必要最低限の状態で導入することが可能で、組み合わせチャートや各部機能選択以外にも様々なバリエーションから選択が可能になっている。光沢加工の専門業者はもちろん、大手飲食チェーンでも採用が拡大しており、操作性も簡単であるため、印刷会社の内製化用途にも適している。

卓上型ロール式ラミネート機も幅広いラインアップで提供

 その一方、同社はオンデマンド出力プリントや中型インクジェットプリンターに適した卓上型のコンパクトなロール式ラミネーターも、幅広いラインアップを取り揃えて提供している。

 A1サイズ対応の「RSL-2702S」とA3サイズ対応の「RSL-382S」は、卓上サイズでホットラミネートと片面PP貼り、コールドラミネートの3種類の加工が可能な万能機。片面PP加工時は、新開発のカール防止ユニットを使用することにより、反りのない美しい仕上げが可能。コールドラミネートの巻き取り装置も付属している。ローラークリアランスも、レバーで5段階の厚さで加工対応が可能になっている。

 一方、A1サイズ対応の「RSC-2702」とA3サイズ対応の「RSC-382」は、コールド専用ラミネーター。ヒーターレスのため、大幅なプライスダウンを実現している。とくに、フォトブック・ラベル・シール作成など、熱に弱い素材に適している。低価格ながらも、大径ローラーやローラークリアランス可変機構付きで、便利なフットスイッチも付属する業務用モデル。

 また、A3サイズ対応の「RSH-380SL」は、両面ホットラミ(パウチ)、片面PP加工が行えるマルチラミネーター。カール防止ユニットにより、片面PP加工時は反りのない仕上がりを提供する。