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ネット印刷通販「いろぷり」、マスコットキャラクター誕生

SNSで新商品、使い方などを紹介〜親近感のある印刷通販へ

(株)ITP(本社/京都市中京区、喜田眞司社長)グループのネット印刷通販「いろぷり」(運営:ネット印刷ITP(株)/京都市南区、北井元司社長)のマスコットキャラクターが2022年2月1日に誕生した。「京都」と「印刷」をキーワードにしたマスコットキャラクターのモチーフとなっているのは、京都の千本鳥居で有名な「伏見稲荷大社」で祀られている狛狐。立案・企画した広報担当の北村優莉氏と和田愛香氏は、「かわいいい狛狐を『いろぷり』のイメージとして定着させ、親近感を持たれるネット印刷通販を目指したい。SNSなどに登場し、新商品やサイトの使い方などを紹介していきます」としており、広報戦略ツールとして幅広く活用していく考えだ。


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CMYの三尾狐の「彩葉(いろは)」(左)と黒尾の「墨一(すみいち)


2022年は「IT・デジタル化促進元年」

iropuri_202202_1.jpg ITPグループは、2022年を「IT・デジタル化促進元年」と位置づけ、全社で啓蒙や教育の推進と制度の改革を積極的に行っている。昨年からは、国家資格「ITパスポート」取得者への報奨金制度を実施。ITパスポート試験に挑戦し、積極的に取得を奨励している。また、これに続いてIT教育支援の「IT講習費全額補助制度」も設置した。

 さらに、今年3月からは「ITパスポート試験対策講座」を開講し、すでにITPグループで320人(全社員の30%強)が参加を申し込んでいる。

 この講座は、全国をテレビ会議システムで結んで行い、社内の講師陣に加えて、3月末の講習ではテキスト配布した書籍の著者の講演も予定。

 また、DTP部門の将来展望も含め、DTPスタッフのリテラシー向上を目指す講座も今春から順次実施していくようだ。
全社、全部門とグループ会社も含めたIT・デジタル化への促進を会社が全面的にバックアップ。社員の自己研鑽も含めて、会社が行う講習への参加と施策に全社をあげてバックアップを行っていく。

 「いろぷり」を運営するネット印刷ITPの北井社長は、「ITPグループではDXも進めながら、ITを活用したビジネスを広く展開していくため、社員のIT知識の向上を支援していく。これを『いろぷり』のサービスにも展開していきたい」と話している。

「見積りします!」サービスが好評

 ネット印刷通販「いろぷり」は、一昨年7月の開設からBtoBをターゲットとして、コロナ禍での「働き方改革」と「感染対策」をキーワードに、非対面のネットでの優位性と対面営業の両極展開してきた。現在、「いろぷり」のサイト掲載商品のラインアップは42カテゴリー・124アイテム、ユーザー登録は約3,000件。とくに最近は法人・企業の新規会員登録が増加し、個人登録35%・企業登録65%となっている。

 シンプルな各種印刷のラインアップに加えて、ITPグループのデザイン制作と印刷をセットにした「デザインオーダー」サービスや、印刷業界のアウトソーシング・受け皿として展開している。また、同業種との協業・連携深耕や、異業種とのコラボレーションでの提携ネットワークの横展開により、サイトにない商品・仕様も「見積りします!」のサービスは反響が大きく、「こんな商品・サービスや提案ができます」、「よろず相談・お伺いします」 とサイト内に事例を追加している。

 「印刷会社としては日常的なことだが、サイトにない仕様は注文ができないことからネット印刷を避けていた方の多さに驚いている」(北井社長)

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ネット印刷通販「いろぷり」