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共同印刷、簡単にリシールできる蓋材を開発

はがした部分を上から押さえるだけでぴたりを封ができる

 共同印刷(株)(藤森康彰社長)は、一度開封した後に上から押さえるだけで、ぴたりと再封できるリシール蓋材を開発した。
 従来、カップ入り即席麺の蓋材は、一度開封するとその後はカップに密着しないため、蓋を留めるひと手間が必要だったり、さらにお湯を注いだ後に持ち運びをする際などに熱いスープがこぼれたり、虫などの異物が混入する恐れがあった。こうしたことから同社は、開封後に再度しっかりシール(封)できる蓋を開発し、さらにはがした部分を上から押さえるだけでリシール可能な構造に改良して利便性を向上させた。
 同製品の導入にあたっては、既存の商品製造ラインの蓋材供給部分の装置改造が不要で、現行設備をそのまま使用することが可能。そのため新たな導入コストが発生せず、消費者の利便性向上に加え、導入時の追加設備投資不要という環境にも配慮した製品となっている。
 なお、同製品は、10月12日から東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2022 東京国際包装展」へ参考出品される。

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