凸版印刷、商品パッケージの校正作業を自動化

閉じる
凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、商品パッケージの校正作業を自動化する「review-it! for Package」を開発。2月中旬から提供を開始する。
「review-it!」は、AIを活用することで印刷物・デジタル媒体に関する業界・企業特有の表記や専門用語を学習し、企業ごとの基準に合わせて文章の校閲・校正を可能にするサービス。「review-it! for Package」はそのシリーズ第2弾で、目視確認や読み合わせで確認している表示原稿と、制作中のパッケージのデザインデータとの比較を自動で行い、負荷削減とヒューマンエラー防止を両立。2つのPDF間での差分を自動で抽出し、デザインへ修正が入った際の前後版の比較や入稿データと版下データの差分確認時の目視確認負荷を削減する。
また、オンライン校正・回覧を実現することで、リモートワークなど時間や場所を選ばない働き方や業務上のペーパレス化を実現し、複数人同時での回覧業務など、業務全体の効率化に貢献する。
価格は、初期費用が90万円から、月額費用が20万円から。