凸版印刷、ローラーへの「巻き込まれ」をリアル×VRで疑似体験


閉じる
凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、従業員1人ひとりの安全に対する意識向上を目的に、ローラーへの巻き込まれを体験できるVRコンテンツと、映像と連動して実際に巻き込まれの疑似体験ができる「巻き込まれ体感機 for VR」を開発。トッパン研修センター(埼玉県川口市)内の安全道場に設置し、8月から本格稼働を開始した。
近年、製造業の生産現場において、AIやIoTなどの導入による製造プロセスの高度化や省力化が進むにつれて、危険要因が見えにくくなり、従業員の危険に対する感度が薄れてしまうことが課題となっている。
「巻き込まれ体感機 for VR」は、従来培ってきたVRを活用したデジタルコンテンツの開発・提供実績を活かして開発されたもの。利用者はヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着し、VR映像により忠実に再現された印刷機(オフセット輪転機)と、インキや水を付ける印刷ローラーを見る。誤った作業を行いローラーに巻き込まれてしまう映像を見て、労働災害の危険性を目と耳で体感できることに加え、実際にローラーに自分の手が巻き込まれる衝撃を映像と連動して体感することができ、安全な作業の重要性をより効果的に学ぶことができる。