2025年1月9日
麿 会長
(一社)日本印刷産業連合会(日印産連、麿秀晴会長)の「2025年 新年交歓会」が1月8日、東京・虎ノ門のThe Okura Tokyo「平安の間」において開催され、政界、産業界からの多数の来賓のほか、加盟10団体の関係者ら、およそ490名出席のもと盛大に行われた。
新年交歓会の冒頭、挨拶に立った麿会長は、「本年は、日印産連設立40周年という節目の年である。設立当時の印刷産業の製品出荷額は、10年間で2倍に拡大するほどの成長産業であり、印刷関連業界には業種や地域ごとに様々な団体が存在していた。そのような中、来るべき高度情報化社会の一翼を担う産業として、大手印刷企業と中小企業団体が大同団結し、印刷産業全体を包括する社団法人として1985年に日印産連が設立された」と、日印産連設立の経緯について説明。
その上で麿会長は、「社会全体のDXやAI活用が加速し、生活やビジネスが大きく変化する中においても印刷産業が社会に求められる産業であるためには、高付加価値コミュニケーション産業としてのあるべき姿を見据え、長期的な視点に立って会員10団体が力を合わせ、新たな価値創出と事業領域拡大に向けた連携・共創をスピードと規模感を持って推進することが重要だと考えている」と、40周年を節目に印刷産業のさらなる発展・成長に向け、活動していくことを明らかにした。