アイワード、ミューラー社製設備導入で製本工程をスマート化


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(株)アイワード(本社/北海道札幌市、奥山敏康社長)は、ミューラー・マルティニ社製の設備導入による「製本システムのスマート化」を機に9月13日、石狩工場内で始動式を挙行した。
今回のスマート化では、新規導入したPURホットメルト糊綴じ機「アレグロ」30鞍、中綴じ製本機「プリメーラ」6鞍と、従来から稼働しているPURホットメルト糊綴じ機「ボレロ」21鞍、中綴じ製本機「ブラボプラス」8鞍をデータマネジメントシステム「コネックス」につなぎ、ひとつのシステムに統合している。
始動式で挨拶に立った奥山社長は、「アイワードが扱っているブック印刷物は『人の命を守る本』『人を育てる本』『人の営みを記録する本』『社会の進歩に寄与する本』など。このような書籍を発行するお客様の価値観とアイワードの価値観を合致させて、パートナーとして取り組みを強化していく」と語った。
一方、ミューラー・マルティニジャパンの五反田代表は、「今回納入させていただいた機械は、これまでの自動セット替えの機能をさらに強化し、初期ヤレの削減とさらなる品質の向上に必ずや貢献するはず」とし、最大限のサポート体制を約束した。