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印刷関連3団体、軟包装印刷の「廃プラソリューション」発表

コロナ禍のため会見はWeb会議システムも併用して開催

 (一社)日本印刷産業連合会(日印産連、藤森康彰会長)、全国グラビア協同組合連合会(全グラ、田口薫会長)、(一社)日本印刷産業機械工業会(日印機工、森澤彰彦会長)の印刷関連3団体は1月20日、共同記者会見を開き、グラビア印刷工程で発生する試刷りフィルム(リード紙・ヤレ紙)のリユース、リサイクルを可能とする「廃プラソリューション」を発表した。
 3団体は、2019年より共同で同ソリューション開発の取り組みを開始。日印機工の会員企業である(株)オリエント総業と富士機械工業(株)の2社がテストプラントの開発を担い、このほどフィルム洗浄装置のプロトタイプが完成し、テスト運用が開始されることとなった。
 全国の軟包装印刷工業から排出される試刷りフィルムは、年間でおよそ5,000〜8,000トンと推測され、そのほとんどが産業廃棄物として回収されている。
 今回、メーカー2社が開発したフィルム洗浄装置は、試刷りフィルムを洗浄し、再利用を可能とすることでプラスチック循環を実現する。また、植物由来の洗浄液を使用することで、試刷りフィルムのリユース、リサイクルに加え、環境負荷低減にも貢献する設計となっている。
 今後、3団体およびメーカー2社は、テスト運用を経て、正式製品の開発、市場への展開を行っていく方針。

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