2025年1月17日
生産拠点で稼働する「HP PageWide Web Press 490M HD」
(株)KADOKAWA(本社/東京都千代田区、夏野剛社長・CEO)は、持続可能な出版業界を目指して取り組んでいる「必要な本を、必要な人に、必要な時に」届けることを可能にする「出版製造流通DXプロジェクト」において、デジタル製造書籍数の実績が2025年1月時点で累計3,000万部を突破し、2024年度の年間生産部数も850万部に達する見込みで、順調に拡大していることを発表した。
2013年から構想が始まった同プロジェクトは、同社が運営する埼玉県所沢市のデジタル製造・物流施設を拠点に、出版業界が抱える返品率や資材高騰など様々な課題をDXにより解決することを目指し、同社の紙書籍事業の生産性向上を推進してきた。出版業界において紙書籍の市場環境が大きく変化する中、同社は出版業界全体がサステナブルなビジネスを展開 できるようにいち早く取り組んできており、今後さらにプロジェクトを加速させていく。