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丸伸製作所(京都)、破産開始決定-負債2億円

 (株)丸伸製作所(京都市山科区西野山射庭ノ上町307-26、登記上:同市左京区東竹屋町通川端東入東竹屋町60-17、設立1995年6月、資本金1,000万円)は4月11日、京都地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は約2億円。

 各種印刷物やシール・ラベルに使用される抜型・刃型の製造を目的として1960年代に創業。当初はシール印刷向けを主体に展開していたが、その後、職人に頼っていた抜型の技術を機械化し、より精度が求められる弱電向けや自動車部品向けの抜型・金型の事業にも参入した。

 しかし、デジタル化の進展等により取り巻く環境は厳しく、減収に歯止めが掛からない状況が続いていた。こうした中、新型コロナウイルス感染拡大により受注が急減。長引いたコロナ禍による経営へのダメージは大きく、先行きの見通しが立たないことから、今回の措置となった。

(東京商工リサーチ調べ)

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